普段の生活に潜む“ある日本文化”をうつした1枚の写真が話題です。
ニャロメさん(@nyaromekusakabe)がTwitterに、路線図をうつした写真を投稿したところ、6.1万回以上リツイートされ、34.5万を超える「いいね」が集まりました。
「天才」「気がついたことがスゴすぎる」などの大きな反響が寄せられています。
話題になったツイートとは…?
投稿されたのは、6駅を切り取った路線図の写真。

ただの路線図じゃないの…?
「全然気づいていなかった……」との声も寄せられた今回の投稿。写真だけを見ても、ピンと来ない人もいるのでは…?
ニャロメさんの投稿文を見れば、この写真が話題になった理由が分かります。
東西線のここ、短歌になってるのいつ見ても好き。
なんとびっくり。
東陽町から南行徳までの駅名が「5・7・5・7・7」の短歌のリズムのようになっています。
とうようちょう
みなみすなまち
にしかさい
かさいうらやす
みなみぎょうとく
「ついつい声に出して読みたくなってしまいますね」「読み上げちゃった」など自分でも楽しむTwitterユーザーたちもちらほら😂
BuzzFeedは投稿したニャロメさんに話を聞きました。
今回話題の投稿をしたニャロメさんは、子育て中のパパ。SNSでつながったパパたちと一緒に「ゆるゆるお父さん遠足」を広める活動も行っています。
親になるまで子どもの遊びに付き添うことがこんなに体力消耗するだなんて知らなかったよ…
そんなニャロメさん自身、「短歌ツイート」がバズったことにはとても驚いているそう😂
「日本人は短歌のリズムが好きなのでしょうか…。皆さんに好意的に受け止めていただけてよかったです」
日常の中の短歌
普通生活していたら見逃してしまうような「5・7・5・7・7」の短歌リズムの駅名。
ニャロメさんはいつ、気付いたのでしょうか…?
「東西線のこの部分の短歌に気付いたのは、もう10年くらい前です。ふとしたきっかけで、ここが短歌になっているというのを知ったと記憶しています」

「たまたま東西線を利用する機会があり、駅の路線図がちょうど短歌の部分を切り取りやすい位置になっていました。『ここの短歌の部分好きなんだよな〜』という思いで、ツイートしました」
短歌の配列を見て、「いつ見ても好き」と話すニャロメさん。
「普段から探してしまうというわけではないのですが、こうやって日常のふとした瞬間に偶然見つかる短歌には語感の良さも相まって惹かれます」
「例えば、Wikipediaの中にある偶然短歌調になっている文をツイートする偶然短歌bot(@g57577)などは見ていて飽きないです」
意外な場所にも潜んでいる「5・7・5・7・7」。今日から皆さんも見つけてみませんか…?