新型コロナウィルスの感染拡大によって、多くの大学で行われたオンライン授業。
2020年春、教授も学生も戸惑いながら、これまで経験がなかったオンライン授業が導入されました。

そろそろ1年、振り返ってみると?
オンライン授業を受講した約1年は、どうだったのか。大学1年生の筆者が、友人たちとともに振り返ってみました。
すると、授業を受けるにつれて、様々な「オンライン授業を効率よく受けるための工夫」を生み出していたことが分かりました…!
厳選した5つの工夫をお伝えします。
1.パソコンのカメラにポストイットを貼る
これは予期せぬタイミングで、自分の顔が映らないための対策です。
入室と同時にカメラがオンになってしまっていた、授業中に誤ってカメラをオンにしてしまった...。そんな「顔出し」に関するミスがきっかけで始めた、という声がありました。
コツは、「ポストイットを何回か指で触り、粘着力を少なくしてから使うこと」だそうです。
2.たくさんタブを開いて作業する
ある友人は授業中、以下のような多くのアプリケーションやファイルを開いているそうです。
・zoomアプリ
・授業ノートをとるためのアプリ
・授業で参照する配布資料
・LINE(連絡手段)
・リアクションペーパーを書くためのワードアプリ
・締め切りが迫っている他の授業のレポートの書きかけ
全てを行き来しながら効率的に授業と、抱えている課題をこなしているようです。
もうプロですね…(笑)

3.本気のマイクとヘッドホンを装備する
自分のパソコンにもともと備わっているマイク機能の調子が悪い、度重なるオンライン授業で耳が痛い...。
そうした悩みを抱える人もおり、マイク付きヘッドホンを購入したそうです。
大きな声を出さずともマイクが声を拾ってくれる快適さはもちろん、寝癖が隠れるというメリットもあるよう…!
筆者も来年度オンライン授業が継続されたら購入を検討します。ゼッタイ。

4.スマホにもZoomをダウンロードする
オンライン授業は配布された資料や共有された画面を大きく見るためにパソコンでの受講が推奨されています。ですが、スマホでもzoomを見ることができる環境を整えておくと便利だそうです!
「パソコンの調子が悪い時にスマホから入り直すことができる」といった意見が。また、中にはアルバイトが長引いてしまい、授業開始時刻に間に合うよう、自宅に帰りながら仕方なくスマホで受講したという友人もいました…!
5.友達とはLINEで連携プレーをとる
オンライン授業とはいえ、大事なのは学生同士のコミュニケーション!!

当初はオンライン授業しかなく、とりわけ大学1年生には交友関係を広げる機会がほぼありませんでした。
しかし、夏頃から一部始まった対面授業やサークル活動、LINEやTwitterなどを通じ、次第に友人ができた学生が多かったようです。
その友人たちとのLINEを使った「助け合い」は、オンライン授業を受けるうえで非常に大切なんだとか。
回線が落ちていったん退出してしまい、その後授業に入り直したものの待機室へ。
授業に夢中な教授が待機室の存在に気づかない😥
そんな場面で、LINEで連絡で知人に連絡を取り、zoomのチャットで教授に状況を伝え、無事に授業に復帰できた、という連携プレーがあったようです。
他にもウトウトしている時、教授から名前を呼ばれていたけれど、友人からのLINEで起きた!など間一髪の危機を救ってもらったケースも…。
今年1年間、様々な工夫をしながらオンライン授業を受けた大学生に拍手です👏
来年度の授業形態もまだ分かりませんが、どんな形態であろうと学びを深める学生でありたいですね…!
<サムネイル/Getty images>