どんな時に、どんな大きさがいいの?声の表が分かりやすすぎて称賛される

    「大人からの指導と子どもたちの理解のズレを少しでも減らし、子どもたちの話す能力の成長に繋げられたらと思います」

    かわいらしい猫とともに、声の大きさについて学べる表が「分かりやすい!」と話題です。

    ネコ先生さん(@nekosensei0519)がTwitterに「声の大きさ表」を投稿したところ、「子どもたちが使いやすそう!」「とっても可愛くていいですね!」「めっちゃ素敵です」と称賛の声が多く寄せられています。

    はじまりのツイート。

    「どんな時に、どれくらいの大きさの声を使えばいいか分からないんだ…。」 そんな子どもたちの困りに合わせて 場面別の声の大きさ表を作ってみました 余裕あればもう少し整えてデータ化しようかな🐱

    Twitter: @nekosensei0519

    このツイートには「データ化されたらぜひいただきたい」「ステキです✨」「コレを使って、息子に説明したいと思います😥」などの声が多く寄せられました。

    そうして作られた表が、こちら。

    ネコ先生のTwitter / Via Twitter: @nekosensei0519

    BuzzFeedは投稿したネコ先生に話を聞きました。

    ネコ先生は、教員生活3年目の小学校教諭。児童心理や特別支援、発達障害なども勉強しながら、様々なイラストや漫画を投稿しています。

    今回の「声の大きさ表」もその活動の1つでした。

    ある時知った、子どもたちの「どんな時に、どんな大きさの声を出せばいいか、そもそも自分が今どれくらいの声の大きさなのか分からない」という困りごとが表作成のきっかけだったそう。

    子どもたちから声の大きさについて相談された時、自分自身が子どもの頃から感じていた「困り感」を思い出した、と振り返ります。

    「当時の担任の先生から『今はアリさんの声だよ!』と指摘されるたびに、『なんで今!?』『アリさんの声なんて聞いた事ないからわかんないよ!』と納得できず、心の中で愚痴っていました」

    Isabel Pavia / Getty Images

    「それは今思うと、いつ、どの場面で、どれくらいの声を出せばいいのか、という『判断基準』が自分の中にはなかったからでした。きっと、相談してくれた子どもたちも昔の自分のように、『あっていないのは分かっているけど、どうしていいかわからない』という困りを抱えているのだと感じました」

    こだわったところ。

    多くの子どもたちがこれから一生付き合っていく「話す能力」の土台である「声量の調整」の支援の方法を、たくさんの人に共有したいと考え、表を作成し始めたネコ先生。

    その上で「視点」にこだわったんだとか。

    「『あ!この場面にはこれくらいの声を使えばいいのか!』と、子どもたちが理解するためにはどうすればいいのか考えました。そこで、自分の声を調整するヒントになる『視点』を整理してあげることが大切だと思い、3つのポイントを分かりやすくイラストで表現しました」

    「使う場面、聞こえる範囲、口の大きさの3つです」

    円で表される「聞こえる範囲」。

    ネコ先生のTwitter / Via Twitter: @nekosensei0519

    声の大きさレベルMAXの大口ネッコ😂

    ネコ先生のTwitter / Via Twitter: @nekosensei0519

    大きさレベル1のネッコ。

    ネコ先生のTwitter / Via Twitter: @nekosensei0519

    どんな世代であっても、文字を読まなくても感覚的に理解できるような工夫が凝らされています…。

    「大人の方々から、『声のものさしのイメージを共有するのがすごく難しい』という声がたくさん寄せられたことが強く印象に残っています」と振り返ります。

    「声の調整はそれぞれの主観によるものが多く、大人からの指導と子どもたちの理解にズレができやすいと感じました。今回製作した表で、そのズレを少しでも減らし、子どもたちの話す能力の成長に繋げられたらと思います」