こんなの、嬉しいに決まってる!高校の卒業式に「ガシャポン」でサプライズ。その中身は…

    「『最後まで思い出を作ってくれてありがとう』と伝えたい」卒業生からは高校からのサプライズに喜びの声が上がりました。

    東京・品川区にある青稜中学校・高等学校で3月10日、高等科の卒業式が行われました。そこに登場した、あるものに注目が集まっています。それは…

    ガシャポン!

    実はこれ、玩具メーカーとして知られる株式会社バンダイと青稜高校が、卒業生273名のためにコラボレーションした「#卒業おめガシャポン」という企画なのです。

    カプセルには、この学校ゆかりのアイテムのアクリルチャームが入っています。

    卒業式のあと、卒業生たちが最後のホームルームに参加するうらで、関係者がガシャポン自販機を、エントランスホールや校庭にナイショで設置していきます。

    やがて、ホームルームを終えた生徒たちが続々と自販機に集まり、でてくるチャームに一喜一憂しながらガシャポンを回していました。

    みんな楽しそう…!卒業おめでとう!

    卒業生からは「#卒業おめガシャポン」を絶賛する意見が…!

    ある女子生徒は「思い出の一品として大事にしたい」とアクリルチャームを嬉しそうに握っていました。

    サプライズ企画を知って「驚いた」という男子生徒も。

    感謝の思いも口にしました。「企画してくださった先生や関係者には、『最後まで思い出を作ってくれてありがとう』と思いを伝えたい」

    ちなみにダントツ人気だったのは、公式キャラクター「ふたばさん」!

    「#卒業おめガシャポン」は、「ガシャポンを通じて世の中をワクワクさせたい」というバンダイの思いと、「高校生活の特別な思い出をプレゼントしたい」という青稜高校教員の願いが合致し、企画されました。

    同校の青田泰明校長は、「やってよかった」と喜びを語りました。

    企画を提案したバンダイの担当者、瀬谷朋子さんはこう話します。

    カプセルトイの工夫や魅力についても語ります。

    保護者からも「青稜らしい企画だと思う。子どもがワクワクするものをたくさん取り入れてくれた」など、称賛の声が上がりました。