オーストラリア・タスマニア島の海岸に、シャチに似たクジラとして知られるオキゴンドウ約150頭が座礁した。
地元当局は、海岸の様子を公開。オキゴンドウが浜に打ち上げられ、なかにはまだ息をして動いているものもいる。
👉【映像を見る】大量に打ち上げられたオキゴンドウ
AP通信などによると、豪タスマニア州北西の海岸に2月18日、157頭のオキゴンドウが打ち上げられているのが発見された。19日時点で、約90頭が生存していたという。
地元当局は、オキゴンドウをなんとか沖に戻そうと試みた。だが、波の状態と天候が悪く、オキゴンドウは再び漂着してしまった。
当局の発表によれば、生存していた個体は20日、すべて安楽死させられたという。
前日には「座礁している時間が長ければ長いほど、苦しむ時間も長くなります」「あらゆる代替案も試しましたが、すべて失敗に終わりました。安楽死はつねに最終手段です」とつづっていた。
SNSでは「とても心が痛い」「なんて残念なことなんだ」など、悲しみが広がっている。
オキゴンドウはハクジラ亜目マイルカ科に属する一種。国際捕鯨委員会(IWC)によれば、同じマイルカ科のシャチと頭蓋骨の形が似ていることから、「false killer whale(=ニセシャチ)」と名前がついた。体長は6メートルにもなり、小型のイルカに近い行動をとるという。

