「家事の分担が上手くできない…」そんな夫婦の問題を描いた漫画が、Twitter上で話題になっています。


多くの夫婦が直面する家事分担の悩み…。その問題を「立場を逆にしてみる」というユニークな方法で解決しています。
このマンガを投稿したツイートは、9500件以上のリツイートと28000件以上のいいねを集め「なるほど!」「これアリ!!」などの共感の声が多数寄せられました。
作者のコジママユコさんにエピソードの背景を伺いました。
ーー多くの反響がありましたが、どう感じていますか。
家事の話はなかなか繊細な話題というか、明確な答えがないものなので、通知があるたびにドキドキしていました。
でも、だからこそ今困っている人の助けになるかもしれない!と思って描いた作品なので、実際に「なるほど!」「これはいい!」などの家事に悩んでいる方からの感想を頂けて嬉しかったです。
ーーコジマさんご自身と旦那さんとで家事のイメージが異なっていたのが印象的でした。どうやって気づいたのですか。
共働きで一緒に暮らす中で、家事を分担しようとしても上手くいかず、試行錯誤を重ねて徐々に気づいていった感じかなと思います。
ーー家事の立場を逆にするという斬新な発想は、どうやって思いついたのでしょうか。
わたしは「言ってくれたらやる」と言われるのが辛いのですが「もしかして夫の価値観だと辛いことじゃないのかな…!?」とハッと思ったのがきっかけです。

ーー旦那さんに家事の主導権を与えることに不安はありませんでしたか。
夫は基本的な家事スキルはあるので、スキルの面で不安はなかったのですが、本当に指示してくれるかな?という不安がありました。
実際に最初はまったく指示されず夫が黙って家事をしており、不安になって「家事、言われればするからね」と言いました。笑
ーー家事の分担は多くの夫婦が抱える課題ですが、それを解決するために大切なことは何だと思いますか。
コジマ:難しいですよね…。我が家はこの一言の前にも、何度も家事について話し合いをしていて、だんだんと「認識にズレがある」ことに気づきました。
やはり、話し合いのできる関係が一番大切なのではないかと思います。
ーー期間限定の立場逆転は今も続いていますか。
「一週間限定で!」と言って始めたのですが、3日ほどで夫が指示を出してくれるようになったので、指示待ちはやめました。
短い期間でしたが、家事にどういう工程があるかを共有できたので、お互いに動きやすくなったと思います。

ーー同じ悩みを抱えている人たちにメッセージをお願いします。
価値観の異なる大人同士が一緒に暮らすというのは、なかなか大変なことだと思います。この漫画が少しでも参考になれば嬉しいです!
ーー今後はどのような漫画を書いていきたいですか。
普段はエッセイ漫画と創作漫画の両方を描いているのですが、読む人の気持ちが軽くなるような漫画を描いていきたいと思っています。
コジママユコさんは他にも様々なテーマの漫画を投稿しています。
「就活で死なないで」(1/2) #就職活動 #ミライの就活
気になった方はコジママユコさんのTwitterを見てみてくださいね!