※令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成
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YouTube動画などで海外のコンテンツを日本語翻訳してみたい方へ

映像翻訳のプロフェッショナル・日本映像翻訳アカデミー(JVTA)の講師に聞きました!記事の最後には、国内初となる字幕特化型AI 翻訳ツール 「Subit!」のご案内も♪
※令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成
コメディ映画の特徴はとにかくセリフが多いこと。しゃべるスピードも速いので、字数制限内できちんと面白さが伝わる字幕を作るのは、ベテランの翻訳者でも時間がかかるとか。
またミュージカル映画も、歌詞から情感が伝わるように言葉選びをする必要があるので、かなり頭を使う難しいジャンルなのだそう。
ジョークを訳す時は、映画の中でそのジョークを聞いた相手や、映画を見たネイティブの視聴者と同じリアクションを引き出す日本語を選ぶのがポイント。
特に言葉遊びの場合、元のセリフの面白さを生かせるよう、なるべく同じジャンルで言い換える工夫をするそう(下ネタなら日本人に伝わる下ネタへ意訳するなど)。
例えばケンカのシーン。彼女の謝罪を受け入れる彼氏のセリフが「OK」というシンプルなものだった場合、それを「いいよ」なのか、「いいんだ」なのか、「いいさ」なのか、どう訳すかで大きくニュアンスが変わるもの。
彼氏の気持ちをより適切に表せるよう、とことん細かな語尾までこだわるのが字幕翻訳の世界。
字幕の文字数は、話者が話している間に読み切れるよう、1秒あたり4文字程度にするそう。大幅に超えると視聴者はストーリーが追えなくなるうえ、映像を楽しむ余裕もなくなってしまうためです。
セリフの音とリズムが合うように文字が並んでいると、映像とシンクロしてあたかも話者が日本語で話しているかのように感じられ、断然読みやすくなるそう。これも字幕翻訳ならではのポイントですね!
字幕を作る時は視聴者が一瞬で理解できるよう、漢字・ひらがな・カタカナ・記号のバランス、また改行の位置も意識しているそう。
ちなみに初心者は、どうしても少ない文字数で意味を伝えられる漢字を多用しがちだとか(例:「少し休もう」ではなく「休憩が必要だ」とするなど)。読みやすさやキャラクターも考慮して、表現を吟味することが大切なんですね。
初心者さんが字幕翻訳をするなら、ショートフィルムやYouTube動画など、短尺の映像がとっつきやすく、チャレンジしやすいそうです。
最近では、YouTube動画などで海外のコンテンツを日本語に翻訳する需要が高まってきているので、挑戦するなら今です!
YouTube動画などで海外のコンテンツを日本語翻訳してみたい方へ
JVTA(日本映像翻訳アカデミー)は、映像翻訳のプロフェッショナル集団。私たちが普段視聴する映画やドラマにぴったりで読みやすい字幕を提供する会社です。
そんなJVTAが今回、国内初となる字幕特化型AI翻訳ツール『Subit!』を開発してリリース。これは、JVTAの長年のノウハウが蓄積された翻訳データベースを基に、AIが映像や動画に最適な翻訳字幕を自動生成してくれるアプリなのです!
👉「Subit!」(サビット)のホームページはこちらから♪