アメリカ・サンフランシスコで現地時間2月21日、築139年のヴィクトリアンハウス(イギリスのヴィクトリア朝時代に建築された家)が、新たな引越し先へと丸ごと移動しました。
家の面積は約145坪。数ブロック離れた場所に引っ越しました。
トラックが、少しずつ慎重に家を引いて動かしました。土台ごと家が丸ごと移動する珍しい様子に、街の人々は大騒ぎ。まるでパレードのようになりました。
引っ越しをみていたある市民は、「10年間でいちばんワクワクしている。傾いたらどうするのかな?」と地元紙に話しています。
SNSにも、引っ越しの様子をおさめた動画が複数投稿されました。
ニュースサイトHoodlineによると、家の持ち主であるティム・ブラウンさんは2013年に物件を購入し、修繕する予定だったそうです。
地元ニュースサイトのSF Gateによると、引っ越し後、家は他の家と結合して17戸の共同住宅になるそうです。
もともと家があった場所には、新たに47戸の共同住宅が建設される予定です。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈