写真家のジョージ・サエンスは、自分の写真におもちゃの恐竜を登場させている。理由はシンプル、面白くなるから。

57歳のサエンスは、過去20年間パラグアイに住んでいる、AP通信社所属の写真家だ。彼は2年前、「恐竜」の写真のプロジェクトを、手違いから始めることになった。

彼はBuzzFeedに、どうやってプロジェクトが始まったか、話してくれた。
2年前、私は iPhone を購入して、道ばたや日常の写真を、毎日撮影してたんだ。
この頃私は Instagram に写真を投稿し始めて、あることに気が付いた。私はリビングで恐竜の写真を撮影して、他の写真と同じように Instagram にアップロードしていた。
いつも、大体50~100の「いいね!」をもらっていたんだけれど、この恐竜の写真では「いいね!」の数が、すぐに200に到達した。どうしてこうなるのか不思議に思ったが、答えはすぐにわかった。
2年前の最初の投稿から、サエンスは、ラテンアメリカの様々な場所で恐竜の写真を撮っては、Instagramに投稿してきた。

蚤の市で購入した恐竜たちは、夕日の沈むビーチや、自然の滝など、色々な景色の中で撮影されている。


いくつかの写真にはセリフを添えている。恐竜がその日のニュースについて考えたり、日々の出来事について思ったことを綴っているのだ。


サエンスはまた、恐竜たちのセリフを、気楽なものにしようと努めている。

彼は、このプロジェクトによって、彼のInstagramのフォロワーが大幅に増えたと話した。

サエンスは、プロジェクトを本格的に続けようと計画していることを付け加えた。「地球上に、今にも姿を現そうとしている恐竜が存在していないなんて、誰も言えませんよ!」

サエンスの次の旅行先がどこであれ、彼の恐竜は必ずついていくだろう。
