イギリスのエリザベス女王の国葬が9月19日、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われる。
英マクドナルドは14日、国葬が執り行われる19日の午後5時まで、イギリス国内の全店を臨時休業すると発表した。
「マクドナルドにいるすべての人々が、エリザベス女王2世に敬意を表すことができるよう、同日午後5時まで臨時休業とさせていただきます」
臨時休業を発表した企業は、マクドナルドだけではない。
テスコやセインズベリーズといったイギリスの大手スーパーマーケット、家具量販店のイケア、ファッションブランドのザラなど、多くの企業が臨時休業を決定した。
マクドナルドの臨時休業の発表に、ネットでは「女王に敬意を払う決定だ」「正しい判断だと思う」など賛成の声が寄せられた。
一方で、「やりすぎだ」「シフトが入っていた従業員の給料が、ちゃんと支払われるのか心配だ」などといった否定的な意見も上がっている。
マクドナルド側は、「19日にシフトのある従業員には、その日の給料が支払われる」とツイッターで約束している。
宿泊施設のセンターパークスも他の企業と同様、19日の休業を発表。
しかし、すでに予約が完了している宿泊者に対しても、前日までのチェックアウトを求めたため、批判が集まった。
批判を受け、宿泊施設側は決定を見直し、19日以前に施設に到着し、20日以降も宿泊予定の客に対しては、そのまま連泊できるよう方針を変更している。
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