Happy Pride Month 🏳️🌈🏳️🌈🏳️🌈🏳️🌈🏳️🌈
毎年6月に定められている「プライド月間」は、LGBTQをはじめとする性的マイノリティの存在を祝福し、性の多様性を称える月間として知られています。
プライドパレードやイベントなど、LGBTQコミュニティの権利や平等性を啓発する活動が世界各地で行われます。
🏳️🌈プライド月間2025「My Kind of Pride(私なりのプライド): 誰かじゃない、わたしの話。」
BuzzFeed Japanは、2025年6月7日(土)から6月14日(土)にかけて、性的マイノリティに焦点をあてたコンテンツを中心に発信します。
特集のテーマは「My Kind of Pride(私なりのプライド): 誰かじゃない、わたしの話。」
近年では、企業やメディアによるプライド月間の取り組みも広がる一方で、一部では当事者の声がかき消されてしまうことへの違和感も指摘されています。
ストーンウォールの反乱がきっかけとなったように、プライド月間は本来、社会の中で声を奪われてきた当事者たちが権利のために立ち上がり、自らの存在と誇りを表現することを祝福する期間です。
今回の特集では、「プライドは、当事者のもの」という原点に立ち返ります。
🏳️🌈プライド月間の由来
プライド月間の始まりは、1969年6月28日にアメリカ・ニューヨークで起きた「ストーンウォールの反乱」にさかのぼります。
当時、アメリカの多くの州には、「自然に反する性行為」を違法とするという文言で「ソドミー法」が存在していました。
この法律は、膣性交以外の性行為、主に口や肛門を使った性行為を禁じたもので、表向きは異性愛者にも適用されていましたが、実際には同性愛者の人たちにのみ施行されていました。
そのため、同性愛者たちは警察による捜査や摘発の対象となり、日常的に不当な扱いを受けていたのです。
そんななか、ニューヨークのグリニッジ・ビレッジ地区にある、性的マイノリティが集う場所として知られていたバー「ストーンウォール・イン」に対し、警察が強制的な手入れを行いました。
これをきっかけに、居合わせた客たちが抗議の声を上げ、やがて数日にわたる抵抗運動へと発展します。
ちょうどその前日には、映画『オズの魔法使い』で知られ、「ゲイ・アイコン」としても愛された女優ジュディ・ガーランドの葬儀が行われていました。
ジュディの急死にショックを受けていたコミュニティにとって、警察の介入は追い打ちをかけるような出来事だったのです。
NBC Newsによると当時、現場では「もううんざりだ」という声が上がっていたといいます。
翌日にはさらに多くの人々が現場に集まり、抵抗運動は一層の広がりを見せました。
この運動こそが現在のプライドパレード、さらにはプライド月間のルーツになったと言われています。
🏳️🌈レインボーウォッシュって?
レインボーウォッシュとは、企業がLGBTQコミュニティへの応援を表明しながらも、実際には十分な支援や取り組みがともなっていない場合に使われる言葉です。
たとえば、プライド月間に合わせて企業がLGBTQへの賛同をアピールするキャンペーンを行っていても、その裏で社内に差別的な風土が残っていたり、LGBTQ団体への実際の支援が見られなかったりすることがあります。
企業が、「パフォーマンス」として表面的に支援を示すだけで、イメージアップや宣伝の手段としてLGBTQコミュニティを利用している状況を指摘する用語です。
🏳️🌈リプレゼンテーションって?
LGBTQに関する様々なサービスを行っている株式会社「アウト・ジャパン」は、リプレゼンテーションについて、以下のように定義しています。
「映画やテレビなどのメディア表現において、社会を構成する人々の多様性を正しく反映させ、マイノリティが公正に描かれることを目指そうとすること」
リプレゼンテーション(表象・可視化)が、なぜ大事なのか?
それは、「自分のような人もここにいていいんだ」と思えることが、社会生活を送るうえで、想像以上に大きな力になるからです。
テレビや映画・広告などのメディア、学校、職場、家庭など、さまざまな場面で「自分とつながるキャラクターが登場しない・自分に光が当たらない」=「いないことにされる」経験は、まるで自己の存在そのものを否定されているかのような感覚につながることがあります。
一人ひとりが自分の未来を描けるようにするためにも、アイデンティティを確立するためにも、リプレゼンテーションは欠かせません。
また、当事者以外の人にとっても、多様な存在を知ることは偏見や差別を減らす一歩となり、すべての人が居場所を感じられる社会の形成につながります。


