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レズビアン女性が語る、カミングアウトしないで“自分らしさ”を表現する方法。首に身につけていたのは…

カミングアウトせずに、自身のセクシュアリティを表現する方法をアドバイスした女性が、話題を呼んでいます。BuzzFeedは詳しい話を聞きました🎤【プライド月間🏳️‍🌈】

みんながみんな「カミングアウト」しないといけないわけではない。

@itsnataliecass

With pride month right around the corner I wanted to share tips on how to feel valid in your sexuality without coming out - because you ARE still so valid 🌈💕✨🫶🏼 #comingoutstory #lgbtqcomingout #lgbtqsupport #lgbtqtiktok #lgbtq🌈 #lateinlifelesbian #lateinlifelesbian🏳️‍🌈 #lateinlifelgbtq #wlwpride #wlw #wlwtiktok #girlslikegirls🌈👭

♬ original sound - Nat 🌈 LGBTQ+ | Lifestyle

動画を投稿したナタリー・ケリーさん(27)は、レズビアンであることを公表しています。

「カミングアウトという選択をとっていなくても、あなたのセクシュアリティはちゃんと存在する」と話す、ナタリーさん。動画は約8万回再生され、共感の声が寄せられました。

ナタリーさんは、25歳のときにカミングアウトしています。しかし、自身のセクシュアリティに気づいた後も、しばらくの間は誰かに明かすことはなかったそう。

その理由を「レズビアンであることを誇りに思っていたが、カミングアウトする準備はまだできていなかった」と振り返ります。

ナタリーさんは、TikTokに「カミングアウトしていなくてもできる、自分にだけわかる方法でセクシュアリティを表現する方法」と題した動画を投稿。

カミングアウトする前の人や、セクシュアリティを公表したくない人に向けた"実践的なアドバイス"を共有しました。

1. 自分にしかわからない、LGBTQアイテムを身につける

ナタリーさんは当時、自分にしかわからない“ちょっとしたアイテム”を身につけ、自分がLGBTQコミュニティの一員であると感じながら、生活していたそう。

「ほかの人が見てもわからない、小さなジュエリーを身につけていました」

「私は当初、自分のことをバイセクシュアルだと思っていました。その後、レズビアンであることをカミングアウトしました」

「みんなに自分のセクシュアリティについて話していなかったとき、バイセクシュアルの旗の色をしたチョーカーを身につけていたんです」

「白いデイジーの刺繍があしらわれていて、周りから見ても私がバイセクシュアルだとは気づかれなかったと思います」

「でもそれでいいんです。私がわかっていたから。その事実だけで、不思議と心地がよかったです」

2. LGBTQを題材にした本を読んだり、音楽を聴く

「あとは、LGBTQを題材にした本もたくさん読みました。女性と女性が恋に落ちる物語です。Kindleや公共の場で読まなければ、誰にもわかりません」

「LGBTQアーティストによる音楽を聴くのもおすすめです。ガール・イン・レッドとかケイティ・プルイットとか! 聞いているだけで、自分に自信が持てました」

3. 当事者が集まるイベントに参加する

時間とともに、カミングアウトに対して「少しづつ抵抗がなくなっていった」と話す、ナタリーさん。

「まだ完全にはカミングアウトする準備ができていなかった」時期に、LGBTQコミュニティが集まるイベントなどに参加していたといいます。

「知り合いがいないイベント、例えばLGBTQの人たちで集まるヨガイベントに参加していました。知らない人たちだったので、安心できたんです」

4. プライドのシールをパソコンの内側に貼る

「私物のパソコンの内側や日記に、LGBTQをモチーフにしたシールを貼っていました。誰にも見られない場所ですが、私には見えます。それが大事!」

動画の最後で、ナタリーさんは「カミングアウトしても、しなくても、どっちでもいい。どちらの選択をとっても、あなたのセクシュアリティにはちゃんと意味があるのですから」という言葉で締めくくりました。

BuzzFeedは、ナタリーさんに詳しい話を聞きました🎤

動画を投稿しようと思ったきっかけは、自身が感じていた“ある葛藤”だったそう。

「カミングアウトする前は、ほかの人には話せず『自分のセクシュアリティは本物なのか』と感じていました」

「やっと本当の自分を見つけたうれしさでいっぱいだった反面、『カミングアウトしなきゃ、私のセクシュアリティは“本物”じゃないのかな』と思い込んでしまっていたんです」

「でも、そんな考えには縛られずに自分で主導権を握るようになってからは、周りの人に公表しなくても、クィア女性としての自信や喜びを感じられるようになりました」

「当時、私みたいな葛藤を感じている人の話を聞いたことがなくて……。きっと同じように感じている人がいるはずだと思い、TikTokに動画を投稿しました。たくさんの方に共感してもらえて、本当にうれしいです!」

アクセサリーでの自己表現を選んだ理由は「自分らしさに近づくため」だったといいます。

「自分のセクシュアリティに初めて向き合い始めたとき、それまでにないくらい自分を深く理解できたことが本当にうれしくて、すごくワクワクしていました」

「その一方で、今のようにオープンに公表する準備はまだできていなかった。当時はバイセクシュアルだと自認していて、新しい自分のアイデンティティを祝うものが欲しかったんです」

「他人に知ってもらうためではなく、自分自身のために」

「きっと私のアクセサリーを見ても、ほとんどの人はそれが私のセクシュアリティについての意味があるとは気づかなかったと思います」

「でも私にとってはそのアクセサリーが、人の前で“自分らしさ”に近づける一歩でした」

最後に、ナタリーさんはセクシュアリティを探す方法に「正解はない」と話します。

「自分のセクシュアリティについて考えている人へのアドバイスは、恋愛関係を“中心”にしすぎないことです」

「もちろん、いろんな人と付き合ってみることで、自分のセクシュアリティへの理解が深まったり、自信が持てるようになったりすることもあります」

「でも特に最初の段階では、実際の恋愛はちょっとハードルが高いと感じることもあると思うんです」

「私の場合、LGBTQに関する本や映画、ドラマを観たり、音楽を聴いたり、当事者が集まるイベントに参加することが、自身のセクシュアリティの理解を深めました」

「そして何より伝えたいのは、『自分の探し方』に正解はないということです。スケジュール表も、年齢制限も、決まりったやり方などはありません」

「たとえ一生カミングアウトしない選択をしても、60歳になってから自分のセクシュアリティに疑問を持ち始めたとしても、自分の答えが出るまでに何年かかったとしても。そのすべてがちゃんと意味のある旅で、大切にされるべきものです」

ナタリーさんのSNSはこちら📸

TikTok:@itsnataliecass

Instagram:@itsnataliecass

My Kind of Pride(私なりのプライド): 誰かじゃない、わたしの話。