娘がありとあらゆる薬物に手を出したと誤解した母。お詫びのしるしは…

    「あなたが覚せい剤&コカイン&マリファナ&ヘロインをやったと思って、ごめんね」

    こちらはレイチェル・ジェルミス。 現在、20歳の彼女は米アラバマ大学でコンピューター科学を学んでいる。 レイチェルは16歳の時、高校で受けた薬物検査の結果に間違いがあったため、危うくリハビリ施設に送られるところだった。

    「本当にビックリしました!」 レイチェルはBuzzFeed Newsに語った。 「すごく怖かったです。 なぜ全部のドラッグに陽性の結果が出たのか、脳みそをふり絞って考えてみたのだけど、全く心当たりがなかったんです」

    レイチェルの母親はお詫びのしるしに、こんなケーキを焼いた。 「あなたが覚せい剤&コカイン&マリファナ&ヘロインをやったと思ってごめんね」と、アイシングで書いてあるケーキだ。

    この出来事があったのは4年前だが、レイチェルは先月、Facebookにこの4年前の出来事を思い出させられたのだ。 レイチェルがこの話をツイッターでつぶやくと、何千回もシェアされた。

    That time my mom genuinely believed I was doing every drug at once bc my idiot school misread my drug test

    「母は私が本当に、ありとあらゆる薬物に手を出したと思ったんです。学校の薬物検査が間違っていたから」

    学校が犯した大失敗に、Twitter上では大勢の人々がショックを受けた。

    Holy shit, that's one hell of a misread. https://t.co/2ThHtuCmOD

    「いくらなんでも間違いすぎだよなあ」

    学校で同じようなホラー話を経験した人たちもいた。

    this happened to me but I didn't get a cake :( https://t.co/LDMCiZG9mK

    「私も同じ経験をした。ケーキはもらえなかったけど」

    レイチェルは、この話で一日中笑っていたというが、学校からは何の謝罪もなかったという。

    「学校の経営者も、私に対してすごく失礼だった警備員も、私に直接謝罪してくれた人はいないのです。 一言もないのです。」