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ビニール袋を2度と使いたくなくなる15の事実

私たちが今のペースでプラスチックを使い続けていくと、2050年までに海には魚よりプラスチックの方が多くなる可能性がある、との研究結果が出ています。

こんにちは、イシャです。今年は、これまでよりも少しだけいいことをしていけたら、と思いました。例えば、自分の消費習慣やエコロジカル・フットプリント(人間が自然環境にかける負荷を示す指標)にもっと気をつけるなど。

ということで私は今年、ビニール袋(ポリ袋)の使用を減らしていこうと思います。その理由をお教えしますが、それを読んで、あなたもプラスチックの使用を控えようって思ってくれるといいな。

1. プラスチックは、分解し始めるまで1000年以上かかります。それまではずっと環境に残り続ける可能性もあります。

2. 800万トン以上のプラスチックごみが、毎年新たに海に流れ着いていると推測されています。

3. そしてもしこのペースでプラスチックを使い続けていけば、2050年までには重さでいうと海には魚よりプラスチックの方が多くなる可能性がある、との研究結果が出ています。

4. ほとんどのプラスチックは、生分解性ではありません。分解されずにマイクロプラスチックとなり、それを海洋生物が体内に取り込んでしまいます。

5. 研究者によると、少なくとも5兆個の破片が、今現在、海に漂っているそうです。

6. 実のところ、海鳥100万羽と海洋生物10万匹が毎年、海のプラスチックが原因で死亡しています。

7. プラスチックは、分解していく過程で有毒かもしれない化学物質を放出したり吸収したりします。それが最終的に、私たちの食卓に上る可能性もあります。

8. 毎年1兆枚という多くのビニール袋が使われ、たった15分間使われただけで捨てられます。

9. アメリカの消費者の手に渡る年間1000億枚のビニール袋を全部繋げると、地球を1330周する長さになります。

10. プラスチックの製造には、世界の石油資源の最大6%を使用します。

11. 自動車1台を1キロ走らせるのに必要な石油の総量は、ビニール袋8.7枚作るのに必要なエネルギーに相当します。

12. 世界でリサイクルされているビニール袋は、わずか9%にしか過ぎません。ほとんどは、ゴミ廃棄場に積もっているか、自然環境を汚染しているのです。

13. 地球全体には、主要な海洋渦が5つあります。そこには、海流によって集められたプラスチックがものすごい密度で集まっています。

14. プラスチックが引き起こす、海洋生態系への被害総額は、少なくとも年間130億ドル(約1.4兆円)と見積もられています。

15. そして一部の国では、排水システムを汚染するビニール袋のごみが、自然災害悪化の原因になっていることが分かっています。

この記事は英語から翻訳されました。
翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan