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ビニール袋を2度と使いたくなくなる15の事実

私たちが今のペースでプラスチックを使い続けていくと、2050年までに海には魚よりプラスチックの方が多くなる可能性がある、との研究結果が出ています。

こんにちは、イシャです。今年は、これまでよりも少しだけいいことをしていけたら、と思いました。例えば、自分の消費習慣やエコロジカル・フットプリント(人間が自然環境にかける負荷を示す指標)にもっと気をつけるなど。

Isha Bassi/BuzzFeed

ということで私は今年、ビニール袋(ポリ袋)の使用を減らしていこうと思います。その理由をお教えしますが、それを読んで、あなたもプラスチックの使用を控えようって思ってくれるといいな。

Bgwalker / Getty Images

1. プラスチックは、分解し始めるまで1000年以上かかります。それまではずっと環境に残り続ける可能性もあります。

もっと大局的に言うと、これまで生み出されたプラスチックは全て、今現在も存在している、ということです。
Zeljkosantrac / Getty Images

もっと大局的に言うと、これまで生み出されたプラスチックは全て、今現在も存在している、ということです。

2. 800万トン以上のプラスチックごみが、毎年新たに海に流れ着いていると推測されています。

これは、ゴミ収集車1杯分のプラスチック・ゴミが毎分、海に捨てられているのと同じ量になります。
Richcarey / Getty Images

これは、ゴミ収集車1杯分のプラスチック・ゴミが毎分、海に捨てられているのと同じ量になります。

3. そしてもしこのペースでプラスチックを使い続けていけば、2050年までには重さでいうと海には魚よりプラスチックの方が多くなる可能性がある、との研究結果が出ています。

Gaurav_gadani / Getty Images

4. ほとんどのプラスチックは、生分解性ではありません。分解されずにマイクロプラスチックとなり、それを海洋生物が体内に取り込んでしまいます。

光分解と呼ばれるプロセスを通じて、日光に当たったビニール袋は、いくつもの小さな紙吹雪くらいのサイズに砕かれます。海洋生物はこうした破片を誤って飲み込んでしまいますが、プラスチックは消化されません。そのため、海洋生物は飢餓や栄養不良、脱水症状に陥り、最終的には死んでしまいます。
Michaklootwijk / Getty Images

光分解と呼ばれるプロセスを通じて、日光に当たったビニール袋は、いくつもの小さな紙吹雪くらいのサイズに砕かれます。海洋生物はこうした破片を誤って飲み込んでしまいますが、プラスチックは消化されません。そのため、海洋生物は飢餓や栄養不良、脱水症状に陥り、最終的には死んでしまいます。

5. 研究者によると、少なくとも5兆個の破片が、今現在、海に漂っているそうです。

これらの破片を全て合わせると、重さ25万トン以上になるといわれています。
Flickr/Florida Sea Grant/Creative Commons / Via Flickr: flseagrant

これらの破片を全て合わせると、重さ25万トン以上になるといわれています。

6. 実のところ、海鳥100万羽と海洋生物10万匹が毎年、海のプラスチックが原因で死亡しています。

それよりひどいのは、プラスチックの「死の循環」は、その動物が死んだ後も続くということ。飲み込んだビニール袋よりも、動物の体の方がずっと速く腐敗するためです。動物の死体が腐敗して分解し終わると、動物の体の中にあったプラスチックが環境に戻され、また別の生物が不幸にも誤って食べてしまうのです。もっと説得力があるものが必要でしたら、この写真を見てださい。かわいそうな海鳥の胃には、プラスチックがたくさん詰まっています。
unkas_photo / Getty Images

それよりひどいのは、プラスチックの「死の循環」は、その動物が死んだ後も続くということ。飲み込んだビニール袋よりも、動物の体の方がずっと速く腐敗するためです。動物の死体が腐敗して分解し終わると、動物の体の中にあったプラスチックが環境に戻され、また別の生物が不幸にも誤って食べてしまうのです。

もっと説得力があるものが必要でしたら、この写真を見てださい。かわいそうな海鳥の胃には、プラスチックがたくさん詰まっています。

7. プラスチックは、分解していく過程で有毒かもしれない化学物質を放出したり吸収したりします。それが最終的に、私たちの食卓に上る可能性もあります。

プラスチックを、スポンジだと想像してみてください。プラスチックそのものに含まれる有毒な化学物質を海に放出するだけでなく、他の危険な汚染物質もすぐに吸収し、私たちの体が備えるホルモンの正常な機能に支障を与えることになる可能性があります。海洋生物がマイクロプラスチックを取り込み、こうした有毒な化学物質が、食物連鎖を通じて私たち人間の体に入ってくるかもしれないのです。
Luoman / Getty Images

プラスチックを、スポンジだと想像してみてください。プラスチックそのものに含まれる有毒な化学物質を海に放出するだけでなく、他の危険な汚染物質もすぐに吸収し、私たちの体が備えるホルモンの正常な機能に支障を与えることになる可能性があります。海洋生物がマイクロプラスチックを取り込み、こうした有毒な化学物質が、食物連鎖を通じて私たち人間の体に入ってくるかもしれないのです。

8. 毎年1兆枚という多くのビニール袋が使われ、たった15分間使われただけで捨てられます。

あなた自身、買い物後にビニール袋をどう使っているか、考えてみましょう。もう1度使うなんて、ほとんどありませんよね? ゴミ箱に入れるゴミ袋として使えない小さなものは、特にそうですよね。
Arnaud_martinez / Getty Images

あなた自身、買い物後にビニール袋をどう使っているか、考えてみましょう。もう1度使うなんて、ほとんどありませんよね? ゴミ箱に入れるゴミ袋として使えない小さなものは、特にそうですよね。

9. アメリカの消費者の手に渡る年間1000億枚のビニール袋を全部繋げると、地球を1330周する長さになります。

1周でも2周でもなく、1330周です。
Rootstocks / Getty Images

1周でも2周でもなく、1330周です。

10. プラスチックの製造には、世界の石油資源の最大6%を使用します。

ほとんどのプラスチックは、石油や天然ガス、石炭など再生不可能な資源から作られる素材であるポリプロピレンからできています。こうした素材を取り出し製造する過程で温室効果ガスが生まれ、それが地球温暖化をさらに進める一因となります。
Albert_Karimov / Getty Images

ほとんどのプラスチックは、石油や天然ガス、石炭など再生不可能な資源から作られる素材であるポリプロピレンからできています。こうした素材を取り出し製造する過程で温室効果ガスが生まれ、それが地球温暖化をさらに進める一因となります。

11. 自動車1台を1キロ走らせるのに必要な石油の総量は、ビニール袋8.7枚作るのに必要なエネルギーに相当します。

ほとんどのビニール袋が短い時間にしか使用されないことを考えると、あまりにもひどいと思いませんか?
Daizuoxin / Getty Images

ほとんどのビニール袋が短い時間にしか使用されないことを考えると、あまりにもひどいと思いませんか?

12. 世界でリサイクルされているビニール袋は、わずか9%にしか過ぎません。ほとんどは、ゴミ廃棄場に積もっているか、自然環境を汚染しているのです。

ビニール袋は、リサイクルしやすい素材というわけではありません。リサイクル装置に巻き込まれるか、ビニール袋をリサイクルする能力を持たない施設から持ち込みを拒否されるかのどちらかです。でもだからと言って、リサイクルの努力をやめていいわけではありません。
Joseph Eid / Getty Images

ビニール袋は、リサイクルしやすい素材というわけではありません。リサイクル装置に巻き込まれるか、ビニール袋をリサイクルする能力を持たない施設から持ち込みを拒否されるかのどちらかです。でもだからと言って、リサイクルの努力をやめていいわけではありません。

13. 地球全体には、主要な海洋渦が5つあります。そこには、海流によって集められたプラスチックがものすごい密度で集まっています。

中でも最大なのは、地上最大のプラスチックごみの山と言われる、太平洋ゴミベルトです。こちらの研究によると、太平洋ゴミベルトにあるプラスチックの量は、そこに生息しているプランクトンの約6倍と言われています。
Placebo365 / Getty Images

中でも最大なのは、地上最大のプラスチックごみの山と言われる、太平洋ゴミベルトです。こちらの研究によると、太平洋ゴミベルトにあるプラスチックの量は、そこに生息しているプランクトンの約6倍と言われています。

14. プラスチックが引き起こす、海洋生態系への被害総額は、少なくとも年間130億ドル(約1.4兆円)と見積もられています。

Lena_Serditova / Getty Images

15. そして一部の国では、排水システムを汚染するビニール袋のごみが、自然災害悪化の原因になっていることが分かっています。

バングラデシュ政府は2002年、ビニール袋の使用を禁止しました。1988年と1998年にバングラデシュに大被害をもたらした洪水が、ビニール袋で悪化したと分かったためです。というのも、排水システムにビニール袋が詰まり、排水を妨げていたためでした。
Strahildimitrov / Getty Images

バングラデシュ政府は2002年、ビニール袋の使用を禁止しました。1988年と1998年にバングラデシュに大被害をもたらした洪水が、ビニール袋で悪化したと分かったためです。というのも、排水システムにビニール袋が詰まり、排水を妨げていたためでした。

この記事は英語から翻訳されました。

翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan

Isha Bassi is a Junior Staff Writer based in Sydney, Australia.

Isha Bassiに連絡する メールアドレス:Isha.Bassi@buzzfeed.com.

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