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メダリストに贈られるブーケ、それぞれの花にはこんな深い意味が込められていた

8日に閉会式を迎えようとしている2020年東京オリンピック。メダリストに副賞で贈られる「ビクトリーブーケ」にはこんな想いが込められています。

東京オリンピックでメダリストに贈られる花束。実は、こんな深い意味が込められていたのです。

An Olympic athlete holding Tokyo's flower bouquet

メダリストに贈られる花束は「ビクトリーブーケ」と呼ばれ、開催国を象徴する花で作られます。東京2020では、日本を代表するこんな花が使われました。

Gold medallists Lilia Akhaimova, Viktoria Listunova, Andgeina Melnikova, and Vladislava Urazova (L-R) of the ROC team pose at a victory ceremony for the women's artistic gymnastics team all-around event

ビクトリーブーケには、「トルコギキョウ」「ナルコラン」「ヒマワリ」「リンドウ」などが使われています。

Silver medalist Inna Deriglazova of Team ROC poses with flowers in her hand on the podium

トルコギキョウやナルコランは、東日本大震災の被災地である福島県産が使用されています。

ヒマワリは、津波の被害を受けた宮城県産を使用しています。

A bunch of wild sunflowers

リンドウは、日本一のリンドウ生産地である岩手県産を使用しています。花の特徴でもある、その鮮やかな藍色はオリンピックエンブレムにも使われています。

Two bright blue gentian flowers

ハランは、今回のオリンピック開催都市となった東京産を使用しています。

ブーケには、今大会の公式マスコットキャラクターも付いてきます。

Miraitowa and Someity figures standing on a podium

日本の文化と未来を表す「ミライトワ」と、桜のソメイヨシノと力強さを表す「ソメイティ」。かわいい…。

An Olympic athlete holding their silver medal and flowers

被災者の人たちの力強さと、復興の努力ーー。ブーケには、被災地の魅力を世界に向けて発信しようという想いも込められているのです。

Sailike Walihan of Team China poses with the bronze medal and flowers during the Victory Ceremony

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン