キリンビールとサッポロビールがまさかのコラボ…共同イベント開催へ

    ちょっと胸が熱くなった。

    キリンビールとサッポロビールがコラボイベントを開催するというので行ってきた。

    Hiroshi ishii / BuzzFeed

    キリンビールとサッポロビールが日本生まれのホップ「ソラチエース」の誕生35周年を記念し、共同イベント「ソラチエース誕生祭 ~こちらでソラチ、そちらでもソラチ~」を「“BEER TO GO” by SPRING VALLEY BREWERY」と「Bier Keller Tokyo 新橋店」の2店舗で開催しています。

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    ビール業界で伝説のホップと呼ばれるソラチエース。これを使用した商品として、キリンビールは今年2月に「ブルックリン ソラチエース」を、サッポロビールは今年4月に「Innovative Brewer SORACHI1984」(以下、「SORACHI1984」)を発売しました。

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    競合の2社が合同イベントを開催するのは初めてのこと。国内ビール需要が減少しつつある今、ビールを飲む楽しさや面白さを共に提案していくとのこと。

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    写真は両社の担当者。2人にお互いの商品の印象を伺ったところ、サッポロ担当者はキリンのブルックリン ソラチエースを「料理との相性も非常によく、飲みやすさと飲みごたえを兼ね備えたビール」と評価。

    キリン担当者は「SORACHI1984は飲みやすいので、夏の1杯目に飲みたい。ブルックリン ソラチエースは秋冬にゆっくり楽しみたい」と話しました。

    35年目にして日の目を見たホップ「ソラチエース」

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    イベントではソラチエース誕生から商品発売までの道のりを紹介。たかが植物でしょ?と思っていたら、思いのほかドラマチックだったので簡単に歴史を紹介します。

    1984年(昭和59年)

    ソラチエースは北海道空知郡上富良野町で誕生しました。杉やヒノキ、レモングラスを思わせる個性的な香りが特徴です。

    しかし当時ビールに求められたのは喉越しやキレ。ごくごく飲めるピルスナーが主流で、個性が強過ぎるソラチエースは時代のニーズに合わず、眠ったままでした。

    1994年(平成6年)

    日本で日の目を見ることのなかったソラチエースは、1994年にサッポロビールの研究員によってアメリカオレゴン州立大学に持ち込まれました。

    クラフトビールブーム真っ只中のアメリカで開花することを期待されてのことでしたが、すぐに開花することはありませんでした。

    2002年(平成14年)

    渡米から8年後、事態が急変します。アメリカのホップ農家が埋もれていたソラチエースの個性を高く評価し、各地のビールメーカーに紹介したのです。その中で著名な醸造家の目に止まり、一気に地名度を広げました。

    その後ソラチエースで醸造したビールはヨーロッパにも広まり、世界で注目されるまでになりました。

    2019年(令和元年)

    キリンビールは2月26日「ブルックリン ソラチエース」を、サッポロビールは4月9日「SORACHI1984」を全国発売。

    昭和に生まれてやっと令和に商品化…不遇にも見えますが、バトンを繋いだ人たちのお陰でいま楽しめると考えるとグッときました。

    2つのソラチを楽しめるイベント開催中

    Hiroshi ishii / BuzzFeed

    いま銀座と新橋ではソラチエース誕生35周年を記念したイベントを開催中。2つのソラチにあったペアリングセットを提供しています。

    どちらも期間限定なので、クラフトビールファンは足を運んでみてはいかがでしょうか。

    ソラチエース誕生祭~こちらでソラチ、そちらでもソラチ~

    【日時】

    9月5日(木)〜9月16日(月)各店舗営業時間中

    【場所】

    “BEER TO GO” by SPRING VALLEY BREWERY

    東京都中央区銀座5-3-1 Ginza Sony Park B4(地下4階)

    Bier Keller Tokyo 新橋店

    東京都港区新橋2丁目19−10 新橋マリンビルB1