女性が持つ傘の上に、生首が一つ。

鉄棒にまたがる女の子と、口の裂けた男の子。

目を逸らしたくなりつつも、なんだか気になってしまう作品たち。




そんな佐伯俊男の展覧会が、まもなく日本でスタート。

カルト的な人気を誇る画家・佐伯俊男の展覧会がまもなく開催されます
これらは佐伯俊男という画家が描いた作品です。1945年生まれの72歳。エロス、ユーモア、ホラーを織り交ぜた独特の作品を長年描き続けています。
“いけないものを見てしまった…”と思わされる、不思議な魅力がありますね。
Twitterでは、「ギリギリ気持ち悪いとギリギリ面白いをいったりきたり」「見てはならぬものを見た」などと評価されています。
現代の“春画” “妖怪画”とも呼べる彼の作品は、国内外でカルト的な人気を誇ります。
これまで、フランス・イスラエル・アメリカ・香港など世界各国で展覧会を開催してきました。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコも、ジャケットで彼の作品を使用。
新聞の切り抜き風のジャケットにコラージュしています。
(↑アルバム「Sometime In New York City」のジャケット。中央部右下寄りにあります)
展覧会を開催するギャラリー・NANZUKAは、彼の作品を「ブラックユーモアとエロスの世界観は、あらゆる性的タブーを露にすることで、私たちの内面をえぐる刺激的な仕掛けに満ちあふれています」と紹介しています。
開催期間は、1月20日から2月24日まで。オリジナル作品をまとめた個展としては、過去最大規模となっています。
この機会に、ぜひ一度足を運んでみてください。