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あったかもしれない、こんな閉会式。 「トーキョーショー」の裏側

Perfumeがヒントになった

NHKクローズアップ現代で、オリピック閉会式にて披露されたフラッグハンドオーバーセレモニー「トーキョーショー」の裏側が語られました。

1.ボツ案には、“ニンジャ”が大胆に登場していた。

上の場面で忍者があらわれ、旗を奪う。そんな演出案もあったそうです。

「武士や忍者が登場する、わかりやすい演出がいいのでは」と思うこともあったといいます。

ショーは『君が代』が流れる厳かな雰囲気のなかスタートしましたが、全然違っていたかもしれないんですね。

2.「武士がアスリートに変身する」なんて案も。

ボツ案には「武士がアスリートに変身する」演出もあったそうです。

本番では、制服姿のアスリートが登場します。

東京五輪での活躍が期待される体操選手・土橋ココさんが、スクランブル交差点を舞台に見事な演技を披露していました。

3.最初から安倍首相の名前があがっていたわけではなかった。

安倍首相とマリオ、先に出演が決まったのはマリオです。

では、誰がアベマリオのアイデアを出したのでしょう? 組織委員会の森会長(元総理大臣)です。

「ある時、森会長からアイデアを頂いて、のけぞりました」と、クリエーティブディレクターの佐々木さん。

しばらくは誰にも言わずに葛藤していましたが、「やり切っちゃえば、きっとみんな分かってくれるのでは」と、決心したそうです。

4.光るフレームを使ったのは、「人」が足りなかったから。

閉会式の準備は、オリンピック予算に対して厳しい意見が多く出た時期に始まりました。

その影響から逃れられず、今回のショーに割ける人件費も縮小してしまいます。

パフォーマーは最低でも200人ほど必要だと言われていたものの、連れていけるのは50人…4分の1ほどになってしまったのです。

どうしたら迫力が出るか考えた結果、あのフレームが使用されることになりました。

5.当日のアクシデントで見られなくなった仕掛けが。

正式なエンブレムは大幅に遅れて決定したにも関わらず、エンブレムを光るフレームで表現することになったのです。

演出チームはすでに完成していたプランを練りなおし、新たなパフォーマンスをつくりあげたといいます。

しかし、リオの会場は真上から撮影するカメラが故障していたのだとか。

不完全な形しか見れなかったんです。

6.着物みたいな衣装も候補にあった。

前衛的な衣装が印象的でしたが、実は“着物”のような衣装も考えられていたそうです。

「和装でいること自体が非常にわかりやすい表現」と、クリエーティブディレクターの菅野さんは話します。

しかし、「渋谷へ行った時に着物の人に会うか?」などと考えた末、“わかりやすい日本らしさ”を捨てることに。

7.ヒントになったのは、あのアーティスト。

MIKIKOさんが振り付けを担当するPerfumeは、海外でも絶大な人気を誇ります。

海外のファンからは、彼女たちの近未来を思わせるパフォーマンスが「日本らしい」と言われるそうです。

最先端の技術に、現代的な音楽、衣装。

意図してやっているわけではないけれど、そこにあらわれる精神や細やかさが“日本らしく”見えるのではないかとMIKIKOさんは考えます。

8.「こぼれ出たらいいな、東京らしさや日本らしさが」

「東京ってこうかな?」「今っぽいってこうかな?」と探るのではなく、感覚にしっかり頼っていく。

“見えない伝統”をいかに表現していくかが大きなテーマでした。

「『こぼれ出たらいいな、東京らしさや日本らしさが』と思いながら、早く作りたい気持ちが強かったです」

パラリンピック閉会式でも世界を沸かせた、MIKIKOさんらのチーム。

2020年の東京、待ち遠しいですね。

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