1.悪気はない。

2.電車遅延にありがとう。

3.財布を忘れて戻ったことにしがち。

4.ゆとりは与えすぎないでくれ。

5.「いま家出たよー!(出てない)」

6.「昼過ぎ」「夕方」など、曖昧な約束が心地よい。

7.どうして遅れたのか、自分でも分からない。

8.時間にうるさくない友達は、一生の友達。

9.しばしば、諦める。

10.もう少し違う地域に生まれてたら、何かが違ったかもしれないと思う。

気持ちは既に電車で向かっている。
誰も何も責められない、それが“電 車 遅 延”。
遅延証には世話になった。
「ごめん! 財布忘れて一回戻ったからちょっと遅れるかも!」の言い訳は常套手段。
ゆとりがありすぎると、待ち合わせ時間までの逆算に失敗する。
こんな時、いつもはパパッと終えていたメイクに無駄な気合が入ってしまうのが遅刻魔。
ごめんなさい。
そういう約束をされると、同志を見つけた気持ちになる。
ゆるーく集まりたい。
寝坊や忘れ物などのアクシデントは何も起こっていないのに、“気付いたら遅刻している”怪奇現象を体験することがある。
ちゃんと起きた、準備も順調に進んだ。なのになぜ?
お互いのルーズさを許し合うのが友情だと思っている節がある。
「この人なら遅刻しても怒らないだろう」と、相手の愛情を買い被ることによって罪は繰り返される。
空が綺麗だなぁ。
レゲエがずっとかかっているような島に飛んでいきたい。