1. ビールをひたすら飲み歩く仕事!
各地の宿をまわり、パンの試食やビールを試飲する 「エール・コナー」と呼ばれる仕事が中世のイギリスに実在した。
「最高な仕事」と思いきや、給料は安く、当時のビールはあまり美味しくなかったみたい…
2. お色気パーティプランナー

みだらな宴会が大好きだった古代ローマ人。ごちそう付きで、盛大に祝っていたそう。
そんな宴会を盛り上げるために、ウェディングプランナーと同じような感覚で、みだらな宴会専門のパーティープランナーを雇っていた!
ちなみに、「サテュリコン」という小説を書いたガイウス・ペトロニウスは、この役職に就いていた。
3. 臭いをかき消すハーブ屋さん
17世紀のロンドンの街中はめちゃくちゃ臭かった…。
そこで活躍したのが、香りの強いラベンダーなどの植物を撒いて、テムズ川の下水の臭いをごまかす「香り」のプロフェッショナルたち!
「ハーブ・ストローワー」と呼ばれたこの仕事、裕福な人たちが雇っていたそう。
4. お金持ちの庭に居候するだけの神職!

18世紀に人気があった仕事「ガーデン・ハーミット」。
仕事内容は、富裕層が住む家の庭に作られた小屋に住むだけ!
家によっては、一日中小屋に座っているだけで、お金がもらえた。
現代でも、Wi-Fiが完備された小屋に住むだけなら楽しい仕事になりそう。
5. 朝に強い人しか出来ない…アラーム屋さん
The knocker-upper for the mills in #Bingley & #Saltaire tapped on the window lightly so neighbours didn’t get a #free #wakeup call. #WakeyWakey
朝、近所の人たちの寝室の窓を叩いて起こす「ノッカー・アッパー(高い場所を叩く人)」と呼ばれる仕事があった。
イギリスで、1970年代頃まで実在したこの仕事。今はアラームがあるから需要はないかも…。
6. 忘れっぽい人のための記録係
「お酒を飲みすぎて次の日の記憶が無い…」
そんな悩みを解決してくれたのが「ノーメンクラター」と呼ばれる人たち。
パーティーで出会った人の名前や会話を全て記録するのが仕事。
7. 読み聞かせ屋さん
20世紀初頭、キューバの工場の労働者に新聞や教材を読むため実在した仕事。
8. 寝かしつけてくれるメイド
19世紀に実在した寝かしつけ専門のメイドさん。
9. 1カ月限定の保育士

18、19世紀、出産後の女性は最低1カ月は、ベッドで安静にするのが理想とされていた。
裕福な家庭は、1カ月限定で保育士を雇っていたそう。赤ちゃんだけではなく、産後の母親の世話もしていた。
10. 呪いの職人
古代ローマに存在したとされる奇妙な仕事。
鉛製の板に呪いの言葉を書き、祭壇や神殿に取り付けていたそう。
職人は、一日中座り込んで人の噂話を聞き、そうした噂話を呪いに変えなければならなかった…。
11. 手術も行う床屋

かつて、手術は「野蛮な行為」と考えられていて、医師は自分の手を汚すことを好まなかった。
そのため、外科処置は床屋が代わりに行うこともあったとか。
たしかに、床屋だったらカミソリの扱いに長けているかもしれないけど…発想が極端すぎ!
12. 大声で知らせを伝える「タウンクライヤー」

イギリスで今も実在する「タウンクライアー」と呼ばれる仕事。
大半の国民が読み書きができなかったころ、重要なニュースはこのタウンクライアーが大きな声で発表していた。
現代では、非常に珍しい仕事となってしまった。
この記事は英語から翻訳・編集しました。