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「ほうきで空を飛ぶ」夢をあきらめきれないので大学教授に論破してもらった

まだ夢見てる人はお読みください。

ハリーポッターを見て、魔女の宅急便を見て……「ほうきで空を飛びたい」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。私もその一人です。

ちょっと本当に飛べないかな…と思い、大学教授に相談しにいきました。

「こんにちは」

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『はい、こんにちは』

「ほうきで空を飛びたいんですけ…」

『無理です無理です』

Hikaru Yoza / BuzzFeed

こちらは工学院大学の機械工学科 伊藤 慎一郎教授。

液体や空気の流れを研究する流体力学がご専門。ペンギンやカメの泳法を研究していた経験を生かし、日本競泳のスタンダードである「I字泳法」の考案した。とてもすごくて偉い人です。

「無理なのは知ってるんですけど、どうして無理なのかしっかり知りたいです」

『では、夢を諦めてもらえるようにがんばります』

「お願いします」

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ほうきだけなら浮かせることができる

『ざっくり言うと、ほうきだけなら時速50kmぐらいで引っ張れば浮きます』

「いけるじゃないですか!」

『ですが、人が乗って飛行するためには、翼の形と面積がとても大事なんですね』

『パラシュートを見てみましょう』

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『翼の面積が広いですよね。風を捕まえやすいよう、角度も計算されています』

『それに対し、ほうきの翼部分である後部は面積も小さく、風を受け止めることができません

『これでは、人間が乗って浮くことはできないのです』

「知ってた……そもそも構造的に翼が足りないのですね」

『そうです。なので、どうしても魔力が必要ということですね』


仮に飛んだとしたら

「せっかくなので、仮に飛んだとしたらどうなるかも教えてください」

『乗るとなると、バランスがとても大事です。まず、絶対にほうきの後部に乗らないと、逆さまになってしまいます』

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『バランスが取れても、ほうきと人間が浮く速度で飛ぶと、約750kgの空気抵抗が発生するんですね』

『それに耐えられる握力があればいいのですが、無理なので』

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『こうなって落ちます』

「うっ…」

ジェットコースターに手で捕まる、と想像してもらえればいいと思います』

無理じゃないですか

『無理なんです。キキやハリーポッターは、魔力で全部どうにかしています』

「ほうきで空を飛ぶことへのやる気自体がなくなってきました」

『よかったです』


現代で一番「ほうきで空を飛ぶ」に近いもの

「それでも、近い体験だけでもしたい! と思った場合はどうしたらいいですか?」

『それならウイングスーツが一番近いと思います』

「これで飛べるんですか……?」

『滑空にはなりますが、翼が計算されているので飛べます。高いところからぽーんと』

『飛んで』

『滑空していくわけですね』

「ちょっとこれ画像見てるだけで、足がガクガクしてきました」

『アニメでもこのぐらいの高さと速度は出ているし、体感は似ていると思いますよ』

Jeb Corliss / Via Facebook: jeb.corliss

動画で見たい方はどうぞ。声が出るほどの恐怖。

「そもそも飛びたいだなんて思わなくなりました。こわすぎる……」

『よかったです。夢を壊してしまってごめんなさい。せめて空を飛ぶ楽しい夢(睡眠時)が見れるといいですね』

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