2月14日、世界中の人々がバレンタインデーを祝う中。 スリランカでは、ある女性のグループが、何年も行方不明になっている家族や愛する人を思い、集っていた。

多数派のシンハラ人とタミル人分離派との間で、スリランカ北部および東部で繰り広げられた内戦は、2009年の停戦以降、正式に終戦となっている。しかし、和解のプロセスは遅々として進まない。

「行方不明になった愛する人の日」のイベントは、首都のコロンボにあるダッチ病院で行われた。失踪という事実に、世界の注目が留まるようにという願いが込められている。

このイベントは、「Families of the Disappeared」(行方不明者の家族)という現地NGO団体によって企画された。同団体はそのイベントを「愛の物語と愛の歌、そして希望の夕暮れ」と説明した。
BuzzFeed Newsは、Families of the Disappearedに、この集いに関するコメントや詳細を求めている。
団体のFacebookページによると、歌手のAjith KumarasiriとJayathilaka Bandaraがイベントで演奏を行い、人類学者のKimaya De Silvaも参加したという。

「私たちとともに、行方不明になった愛する人を待つために、今晩ダッチ病院にお集まりくださった皆さまに、心から厚く御礼申し上げます」と、同団体はイベント後にFacebookに掲載した。
「皆さまの参加は、行方不明になった愛する人を待つすべての母親、妻、姉妹、兄弟、子供にとって、何ものにも代えがたいものとなりました」
この記事は英語から翻訳されました。