2022年に最も流行した言葉を選ぶ「ユーキャン新語・流行語大賞」が12月1日に発表され、年間大賞には「村神様」が選ばれました。
2年続けて野球関連ワードが大賞に
年間大賞に輝いた「村神様」は、東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手の活躍をたたえた言葉。史上最年少・22歳での三冠王をはじめ、日本人選手最多記録となる56ホームランなど輝かしい記録を残し、チームをリーグ優勝へと導きました。
あわせて発表されるトップテンに選ばれたのは、「キーウ」「きつねダンス」「国葬儀」「宗教2世」「知らんけど」「スマホショルダー」「てまえどり」「Yakult(ヤクルト)1000」「悪い円安」の9語。
にわかにブームとなり品薄の日々が続いた「Yakult(ヤクルト)1000」や、安倍晋三元首相の殺害で注目を集めた「宗教2世」、なぜか関西から全国へといつのまにか広がっていた「知らんけど」など、こちらも今年、世間をにぎわせた言葉が並んでいます。
その他、選考委員特別賞として、夏の甲子園で東北勢として初の優勝を飾った、仙台育英学園高等学校の「青春って、すごく密なので」も選ばれています。
新語・流行語トップテン
【年間大賞】
・村神様
【トップテン】
・キーウ
・きつねダンス
・国葬儀
・宗教2世
・知らんけど
・スマホショルダー
・てまえどり
・ヤクルト1000
・悪い円安
【選考委員特別賞】
・青春って、すごく密なので
※それぞれの言葉の詳しい説明については公式サイトを参照。
2021年の大賞は「リアル二刀流 / ショータイム」
「ユーキャン新語・流行語大賞」は、『現代用語の基礎知識』を発行するユーキャンが毎年12月のはじめに発表しているもの。
その年発生したさまざまな言葉の中から、特に大衆をにぎわせた新語・流行語を表彰しており、2021年には「リアル二刀流 / ショータイム」、2020年には「3密」がそれぞれ大賞に選ばれていました。