ジャニーズのアイドルグループ「ジャニーズWEST」が公式Twitterアカウントを開設した。ネットでの情報発信に厳しい同事務所で、所属グループ名がついたTwitterアカウントは初となる。
「ほんとに公式…?」疑いの声
「ジャニーズWEST PR担当」(@JohnnysWEST_PR)は10月17日午前11時過ぎに初投稿。「初めまして!ジャニーズWESTスタッフ公式twitterです。みなさんよろしくお願いします〜♪」と自己紹介した。
あまりにカジュアルな投稿内容に加え、これまでほとんどネット活用をしてこなかった事務所の特性もあり、ファンのあいだでは「ほんとに公式なの?」「公式……なわけないよね」「なりすまし?」と疑いの声が上がっていた。
アカウント開設からまもなく、彼らが所属するレーベル、ジャニーズ・エンタテイメントの公式サイトからもリンクが貼られていることが分かり、公式に運用するアカウントだと判明した。
2013年発売の堂本剛のソロアルバム「カバ」、KinKi Kidsのアルバム「L album」のPRのためにTwitterアカウントが開設されたことはあったが、ジャニーズグループの名前がついたTwitterアカウントは初とあって、ファンの間では「ついにSNS解禁?」「時代が動いてる……」など驚きと期待の声が。
開設から5時間(19日午後4時時点)でフォロワー数は7万人を突破。現段階では「明日20日に重大発表あり」とアナウンスするにとどまっている。
追記
10月20日、アカウント名が「ジャニーズWEST PR担当」から「なうぇすと PR担当」に変更になりました。
ネット解禁なるか?
ジャニーズ事務所は、タレントの顔写真をインターネットに掲載することに厳しいことで有名だ。ネット上の情報発信はほぼ有料の会員サイトのみで、YouTube、Facebook、Twitter、ブログなどは活用してこなかった。
雑誌の表紙写真に登場している場合、Amazon.co.jpなどECサイトでの販売ページでは塗りつぶされている。
ルールはこの数年で徐々に緩和しているようで、ドラマや映画などの公式サイトの登場人物紹介や相関図では顔写真が使われることが多くなった(以前は雑誌同様の黒塗りやイメージ画像だった)。
楽曲MV、コンサートDVDの告知CMなどの動画も、公式サイト上でのみ再生できる形で公開するケースが増えている。
昨年12月にSMAPの中居正広さんがスマホゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」のCMに出演した際は、内容はもちろん、バンダイナムコエンターテインメントの公式YouTubeチャンネルに動画がアップされていることが話題を呼んでいた。
更新
過去にアルバムPRにTwitterが運用されていたことを追記しました。