「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」の放送が2月7日(水)に始まります。
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ちょうど1年前、日本を代表する名脇役6人がシェアハウスで同居するという内容で「おじさんたち超かわいい」「キャスト豪華すぎてテレ東が心配」などなどさまざまな反響を呼んだ「バイプレ」。
前回深夜帯だった放送時間は、午後9時54分からのプライムタイムに昇格、放送時間も30分から1時間にパワーアップ。
今回の出演者は、遠藤憲一さん、大杉漣さん、田口トモロヲさん、松重豊さん、光石研さんの5人(あいうえお順)。

前回の6人目、寺島進さんは都合がつかずやむなく出演なし……ですが、所属事務所のオフィス北野は「スケジュールが合わずすみません! でもうちの俳優も出演しますので放送を今から楽しみにしてます!」とコメントしています。優しい。
で、なんで無人島に……?
バイプレイヤーズの5人は、テレ東がNHKに対抗して(?)スタートする朝の連ドラ「しまっこさん」で共演することに。いろいろあってロケ地を間違い、無人島に漂着してしまいます。


時間帯が変わり尺も伸びたものの、おじさまたちのわちゃわちゃしたゆるさは健在。深夜にだらだら見られる前作が好きだったみなさんもご安心ください。
1話を試写で拝見したのですが、いい感じに内容が薄い1時間で(最大級の褒め言葉)最高でした。見どころは、ハムスターです。ハムスターかわいいです。

撮影終わった後、みなさんがガチで飲んでいるシーンを収めた「バイプレトーク」も前作に続き放送のラストにございます。1話から楽しい話でにやにやしちゃう……。バイプレイヤーズが戻ってきた〜〜!
「またこのメンバーで集まれることが楽しみ」
試写と合わせておこなわれた記者会見には、田口さん以外の4人が登壇。

大杉さんは前作終了時から続編をやりたいという思いが強くあったそうで「ここだけの話、他の現場のスタッフに『どうも続編、やるみたいだよ』とこっそりフライングで言っちゃった」とこっそり告白。
「この1年の間に共演者の皆さんやスタッフと会う機会は何度もあり、その度に『次は何しようか』とわいわい考えていました。朝ドラも無人島も、いろんなことを話しながら立ち上がった企画です」(大杉)
「とにかくこのメンバーで再集結できるのがうれしい」と語るのは松重さん。

「民放ドラマは視聴率2ケタを超えないと続編がないという常識のところ、2〜3%でも作らせてくれるテレ東の懐の深さ! 時間帯も早まり尺も伸びて、風呂敷が広がっているのは不安でしかないですが、僕の責任じゃないからまぁいいかって……」
「またこのメンバーで集まれることが僕らの楽しみ。実際にグループLINEをやったり、撮影後に割り勘で飲みに行ったり。またあの日々を過ごしたいという思いが、この1年頭の中に引っかかっていたので最終回まで頑張りたい」(松重)
「これ、続くの?」明かされる誤爆事件
遠藤さんが最近スマホを購入したことを機に、実際に5人で「バイプレイヤーズ」LINEグループを始めたとのこと。撮影前後に「お疲れ様」「明日もよろしく」なんて会話が繰り広げられているようです……ドラマのまんまだ!
遠藤さんは光石さんのこんな“誤爆”エピソードを披露。
「撮影終わって翌日、もうみんな違う現場にいるのに光石さんから川と紅葉の写真が送られてきて。とりあえず『きれい』って返事したんです」
「そしたら今度は『今帰りました。女房と一杯やってます』って来て……え、こんな感じで日常会話が続くの!? と思ったら、光石さん、送るところを間違えてたらしい(笑)」(遠藤)
「間違えたことすぐ気づいたつもりだったんだけど、遅かったですね」(光石)
その後、松重さんもバイプレLINEグループにとある事務連絡を“誤爆”。
さらにそれをメンバーがいじり倒す事態になったようで……「すごい腹立つんですよ、ほんと! 皆さんに見てほしい」(松重)。

実際のトーク履歴が2話以降の「バイプレトーク」で披露されるようなのでどうぞお楽しみに。
1話放送を直前にして、2話の撮影はまだ半分ほど、3話はほぼ白紙だそう。
「一人でもインフルエンザにかかったら放送中止もありえる」(濱谷プロデューサー談)ギリギリの綱渡り……。無事最終回まで続くように祈りたいと思います。
