都市の朝の代名詞「通勤ラッシュ」。皆さんはどの路線が最も混んでいるか、知っていますか。
国土交通省が発表した都市部の鉄道の混雑率調査の最新版(2021年度調査)から、混雑率ワースト10を紹介します。
例年は、東京メトロ東西線やJR総武線各駅停車など首都圏の路線が混雑率上位を占めていましたが、コロナ禍におけるテレワークの普及などが影響し、「顔ぶれ」ががらりと変わりました。
ワースト1は果たして…
9位(同率) 東京メトロ日比谷線

9位(同率)横浜地下鉄グリーンライン
区間:日吉本町→日吉
混雑率:127%
東急東横線の日吉駅とJR横浜線の中山駅を10駅で結ぶ路線。4両編成で運行されていましたが、2022年9月から6両編成の車両が順次導入されており、混雑率の緩和が期待されています。
8位 東京メトロ東西線

7位 JR信越線

6位 都営三田線
区間:西巣鴨→巣鴨
混雑率:131%
コロナ禍で他路線の混雑が緩和する中で、三田線の順位が相対的に浮上し、2年連続のワースト10入りです。
4位 JR可部線(同率)

4位 JR埼京線(同率)

3位 JR武蔵野線
区間:東浦和→南浦和
混雑率:137%
前回調査より4ポイント悪化しましたが、順位は変わらず3位。南浦和駅は京浜東北線の途中始発のため混雑が激しい駅です。
2位 西鉄貝塚線
区間:名島→貝塚
混雑率:140%
2位は、コロナ禍前の状況を考えると異例の、地方の私鉄。2両編成で運行されている上、全線単線のため本数も少ないことが混雑率を上げているようです。
1位 日暮里・舎人ライナー

混雑率の定義
