コロナ禍の就活へ朗報!? オンライン面接での、最強アイデアがTwitterで話題!
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、就職面接のオンライン化が進んでいます。
学生のアピールの場が限定されてしまう、現状を逆手に取ろうと、とんでもないアイデアで挑んだ強者が現れました。
「発想がレベチ」「めっちゃ笑える」などの賞賛の声が寄せられる、そのアイデアとは……?
就活用ファンサうちわ!!!

実際に使ってみると、こんな感じ!

話題となったのは、アイドルのファンが、自分が応援するアイドルに対して、コンサートの場などで応援する気持ちを示すために作成する「ファンサ(ファンサービス)うちわ」を、就活のオンライン面接用にアレンジしたものです。
可愛いフォントで書かれた「内定ちょうだい」「御社だいすき」のうちわで、就活先へのアピールは完璧です✨
このツイートは、5万4千以上のリツイート、24万8千以上のいいねを集め(8月19日現在)、注目を集めています。
リプ欄には「私が面接官なら、面接前に内定だします」や「めっちゃ笑えるwww」など、今までになかったアイデアに、賞賛が寄せられています。
BuzzFeed Newsは、制作者のsora.Fさんを取材しました。
大学3年生のsora.Fさんは、広告業界を志望しながら現在就職活動中だといいます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、就職面接のオンライン化が進む中、sora.Fさんは「画面越しでは対面よりも人柄が伝わりにくく、志望者の姿も画一化されてしまうのではないか」と考えていたといいます。
そして辿りついたのが「背景を使う」という、新しい就活でのアピール方法でした。
「遠い存在である『企業』から内定を貰うために、様々な手法でアピールしなければならない膨大な数の『志望者』の関係と、遠い存在である『アイドル』に認知してもらうために創意工夫してアピールする数多の『ファン』という関係が類似しているという結論から、『ファンサうちわ』でのアピールを決めました」
「僕の場合、昔からずっと追ってきて(推してきて)、課金もしている(株も買っている)企業だったので、まさにファンそのものだなと」
こだわりは、「本物のファンサうちわ」っぽさ。
100円のうちわと100円のプリント代、計200円で製作できたといいます。
「ファンサうちわを徹底的にリサーチし、本物っぽいフォントやレイアウト、配色にこだわりました」

面接で実際に使ってみた!!気になる反応は……?
「作った原稿を暗記するよりも、いつも自分の考えているアイデアを表現した方が素の自分が伝わるかと思った」というsora.Fさんは、先日行われたインターン面接で、実際にうちわを使ってみたといいます。
「これが自分なので、落ちても悔いはないな」と覚悟を決めながらも、「『怒られたらどうしよう』と、前日から胃痛がフル稼働していた」といいます。
気になりすぎるその結果は……?
「本番では、面接官の方から笑って突っ込んで頂きました」と、大成功だった様子!
「間違っても、ノリや勢いやウケ狙いで使ってはいけないです」
sora.Fさんは、このうちわについて「これは企業や社風にマッチしているか、あるいは自己PRにしっかり繋がるか、という2点を満たす限りにおいて効果を持つものだと思うので、あまりおすすめできません」とし、「間違っても、ノリや勢いやウケ狙いで使ってはいけないです」と使用上の注意について説明しました。
別バージョンも!「今日は暑すぎたので太陽にファンサ求めてました」

Twitterの反響を受け、「様々なオタク界隈の方からうちわのクオリティを認めていただき、とても光栄でした」と今の心境に触れました。
今までになかった、画期的なアピール方法。用法・用量にしっかり注意して、使ってみてもいいかもしれませんね!