ノマドワーカー全員注目…!ネット上で話題のリモートカーに、夢が詰まっていた話。

    Twitterで話題、全ノマドワーカーの夢がつまった車がこちらです。

    自宅でのリモートワークに飽きてきた今日この頃……

    新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅でのリモートワークが広がっています。

    「何ヶ月も同じ環境で働くのは、少し飽きてきた」。そんな悩みをもつ方も多いのではないでしょうか?

    そんなリモートワーカー必見!行き先がどこでも仕事部屋になる、夢の車が爆誕しTwitter上で話題です。

    これが、夢のリモートワーク専用車だ!!

    投稿されたのは、リモートワークが出来るように改造された、ハイエースの写真です。

    車内はまるでおしゃれなカフェ✨

    車内には大きなスクリーンや、おしゃれな間接照明があり、ノマドワーカーが大好きなカフェのような雰囲気を醸し出しています。

    ツイートは、1万以上のリツイート、5万4千以上のいいねを集め(8月5日現在)話題となっています。

    リプ欄には「すてきー!欲しい」「これは夢です!」など賞賛の声が寄せられています。

    BuzzFeed Japanはこの車を作った堀江 和規さんを取材しました。

    堀江さんは、徳島県で工務店を営んでいます。

    「若い人達に建築に興味を持ってもらい、『やってみたい』と思ってほしい」という思いから、会社のモットーでもある「建築を身近なものに」を胸に、仕事をしています。

    

「建築のおもしろさ、技術の素晴らしさをアイデアやデザインで広めていければと思っています!」

    きっかけは、「日本一周をしたい」という依頼主の要望。

    リモートの出来るハイエースを作ったきっかけは、クリエイターである依頼主から、「日本一周の旅に出るにあたって、車の中で仕事ができるようにして欲しい」という依頼を受けたことでした。


    依頼を受けたのは今年の2月頃、新型コロナウイルスが流行する前でしたが、感染拡大を受け、日本一周旅の出発は出来なくなってしまったといいます。

    

「時間あるからどこにもない車を作ろうと、細部までこだわるようになりました。コロナの流行でリモートワークが注目されるようになり、コロナ対策で作ったように思われますが、結果的にそうなったのです」

    改造費用は約200万円!

    こちらのハイエースの改造にかかった作業日数は約12日間で、依頼主と相談しながら進めたといいます。

    使用されている材木等は、主に廃材を使用したほか、依頼主からの提供品も多く利用されているため、「180万〜200万円」の費用で改造できたといいます。

    日本一周を目的に改造されたハイエースは、出来るだけ軽く、かつ強度が保たれるような材質選びがされるなど、色々な工夫が施されています。

    

「私たちの専門は建築業ですので、普段は車はあまり扱いません。建物と違って、車は傾斜に合わせて斜めになりますから、どこを基準にするかが本当に難しかったです」

    車内の設備も、至れり尽くせりの充実ぶりです。

    ・壁付けのモニター
    ・洗面台
    ・スピーカー4台
    ・ダウンライト2台
    ・間接照明
    ・ソーラーパネル4台
    ・ポータブルバッテリー4台
    ・冷蔵庫
    ・収納棚5カ所
    ・スクリーン

    これら全部が一台の車の中に装備されています。これなら、不便なく生活できそうです。

    気になる感想は?→車内は「快適」!

    依頼主は、「実際にキャンプをしたほか、撮影ロケや、PCでの編集など仕事をしながら、現在も徳島県内を回って生活している」といいます。

    気になる感想は……?

    「快適だとうかがっています。そして楽しそうです。改善点などについても話し合っています」

    堀江さんはTwitterでの反響を受け、今の心境を話しました。


    「正直、依頼主のデザインやアイデアありきだったのですが、それに向かって会社一丸で全力で取り組みました!クオリティーには自信を持っていましたが、こんなにバズるとは思っておらず、嬉しかったです!」

    こんなリモートワーク専用車が欲しい!という方は、「徳島まで来て頂けるのであれば」という条件で、今後も受注を検討可能だといいます。



    あなたも夢の車中リモートワーク生活を、手に入れてみてはいかがでしょうか?✨