難民と「共に生きた」。緒方貞子さん死去、写真で振り返るその生涯

    日本人で初めての国連難民高等弁務官として、難民に寄り添う支援をし続けた緒方貞子さん。その生涯を14枚の写真で振り返る。

    日本人で初めての国連難民高等弁務官として10年間の任期を務めた緒方貞子さんが、亡くなった。

    1. その生涯を写真で振り返る。

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    13. 2000年に国連難民高等弁務官を退任。その後、独立行政法人国際協力機構(JICA)理事長などを歴任した。

    「一番大事なのは人間」。緒方さんは自身のスピーチでそう語っている。

    結局のところ、一番大事なのは人間です。私はよく、元気の源は何かと聞かれることがあります。私はしばしば、キャンプや村々、一時収容施設、スラム街などで出会った多くの難民のことを考えます。私がここまで続けてこられたのは、私たちの集団的な努力で、避難生活の恐怖や苦痛を、家族や友人の安全と結束に変えられると確信しているからだと思います。国連の活動はこれまでも、そして今後も、世界各地のすべての人々の未来と幸福にとって、価値のある取り組みでなければなりません。

    UPDATE

    一部表記を修正しました。