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「私からのお願いです」池江璃花子選手が新型コロナで不足の献血を呼びかけ

新型コロナウイルスの影響で、予定していた献血会場の実施が困難となっています。池江選手が献血の協力を呼びかけました。

新型コロナウイルスの影響で、献血の協力者が減少しています。

日本赤十字社によると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による、イベントの中止や延期、企業の在宅勤務などの感染防止措置によって、「予定していた献血会場の実施が困難な状況となっている」といいます。

政府の対策本部が大規模イベントの延期検討について言及した2月18日以降、献血者数が全国的に減少し始めました。

特に25日以降の5日間は、献血者数が目標より5793人分不足し、確保できた血液量は87.7%にとどまったといいます。

競泳の池江璃花子選手が「私からのお願いです」

自身も白血病の診断を受け、2019年2月から約10ヶ月、病院での闘病生活を送った池江選手は「1人でも多くの方へ、ご協力お願いいたします」というコメントとともに文章を投稿し、献血の協力者不足について、自身の思いを語りました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、大変な時期ではありますが、そんな今でも毎日たくさんの方々の協力いただいている献血が必要とされています。

私も、血液内科にいたので、輸血の大切さは身に染みて感じていますが、献血の激減により、不安な日々を過ごしている方もいます。そして、命を繋いでいる方もいます。

少しでも多くの方の献血協力が必要です。一人一人が感染対策をし、みんなが早く元の生活に戻れるよう、そして1人でも多くの人の命を救えるよう、私からのお願いです。

このツイートは、1万3千以上リツイート、3万1千以上いいね(3月5日現在)を集めています。

「毎日約1万1千人の献血協力が必要」

十分な献血の供給の為には「毎日約1万千人の献血協力が必要」となっており、赤十字社は協力を呼びかけています。

また、新型コロナウイルスの感染拡大のリスクを避けることや、血液を安定的に医療機関に届けるため、協力者が一時期に集中しないよう、「可能な限り、前日の17時までに献血の予約」を行うよう呼びかけています。

献血の予約はこちらから。