2017年12月17日

    誰も教えてくれない、子育てについての24の事実

    「親は子どもに教え、その人格を形成する。それと同じぐらい、子どもも親に教え、その人格を形成する」(「Quora」より)

    Q&Aサイト「Quora」のあるスレッドは、親たちに対して、「誰も教えてくれなかった、子どもを持つことの実態」について聞いている。そのなかから、よりすぐりの回答を以下にご紹介しよう。

    1. 子どもが大きくなるにしたがって、かつてのその子のことをなつかしく思う。

    Disney / Via giphy.com

    「私のひざの上によじのぼって本を読み、ガレージ前の私道でチョークの絵をいっぱい描いていた、あの3歳の子どもはどこに行ったのだろう? 毎晩、何時間も黙々と絵を描いていた、あの10歳の子どもはどこに行ったのだろう? 毎日、その日に起きた面白い出来事を話して聞かせてくれていた、あのおちゃらけた14歳の子どもはどこに行ったのだろう? その子はもう2度と帰ってこない」──ジェシカ・マーゴリン

    2. 「自分がもう子どもではなく、子どもを育てている親であること」をつい忘れてしまう。

    Walt Disney Pictures / Via giphy.com

    「自分が子どもっぽいことを、あなたが認識し、すぐにやめるのなら、それでかまいません。また、あなたがミスを犯したときには、子どもにあやまることで、面目を保てます。あなたがでたらめを言っていることは、子どもにもばれています。自分の間違いを認めることで、あなたも子どもも気持ちが浄化されます」──イモジェン・ムーア

    3. 子育ての大部分は、本当に退屈な仕事で占められている。

    Showtime / Via giphy.com

    「ウキウキした気分になるときや、絶望を味わうときもありますが、それはごくまれです。『クオリティー・タイム(子どもにだけ目を向ける、”質の高い時間”)』などというものはありません。あるのは『クオンティティー・タイム(ほかのことをしながら子どもといっしょにいる”量の時間”)』だけで、そのなかで、特別な瞬間が時々生まれるだけです。誰かが『身を呈して』我が子を守っても、私は何とも思いません。親なら誰でもそうするからです。私が本当にすごいと思うのは、とにかく毎日、子育てしている親たちです。次の日も、また次の日も。靴ひもを結んであげる。あの退屈な歌『Little Green Frog(ちいさなみどりガエル)』を50回歌う。子どもが最近何を食べているかを覚えていて、次の食事でタンパク質や脂肪、繊維質などを増やすべきかどうかを判断する。ひとりきりの時間は5分間もないのに、子どもが部屋のなかを歩くと微笑む。そういった親たちには忍耐賞をあげてもいいと思います」──イモジェン・ムーア

    4. 子どもといっしょに暮らすということは、だらしないルームメイトといっしょに暮らすようなもの。

    Comedy Central / Via giphy.com

    「あなたは新しいルームメイト(子ども)といっしょに楽しい時間を過ごしています。トランプをしたり、YouTubeでネコのおもしろ動画を見たり、ダラダラしたりしながら。次の瞬間、バスルームに行ったあなたは、ハンドタオルやシンクが一面、歯磨き粉だらけになっていることに愕然とします。あなたは戸口に立ち、こう叫びます。『バスルームが歯磨き粉だらけよ。歯を磨いたあとはきれいにしなさい』。ルームメイトはクスクス笑いながら廊下の端まで逃げて、こう言います。『ごめんなさい。歯磨き粉をつけたあとに歯ブラシを落として、忘れてたんだ』。よく出来た言い訳に、2人とも吹き出してしまいます。でも、次の日も同じことが起こります。また次の日も。また次の日も。

    あたたのルームメイトは責任逃れをしようとすることもあります。そんなときは最悪です。あなたはルームメイトを見下ろしながら、こう言います。『まったく、もっとちゃんとなさいよ。いつまでも人に頼れると思ったら大間違いよ。あのね、リビングルームに置きっぱなしになってるあなたのもの、今後一切、私は片づけませんからね。それから、カウチでものを食べるのはやめて。汚いでしょ』。そして両者はにらみ合います」──タマラ・トループ

    5. 親は子どもに教え、その人格を形成する。それと同じぐらい、子どもも親に教え、その人格を形成する。

    ABC / Via giphy.com

    「親が子どもを育てるだけではありません。子どもも親を育てるのです。子どもは親を、その小さな手のひらにのせ、親が子どもにするのと同じぐらい、親に教えを与えて、その人格を形成します。成長するのは子どもだけではありません。どの親にも、こんな初めての瞬間があるのではないでしょうか。あなたは子どもに何かを教えています(と、あなたは思っています)。子どもはそれに抵抗を示しているようです(大人がするように)。一瞬、間が空きます。そして、あなたは子どもが正しいことに気づきます。その瞬間から、親子の関係に対するあなたの見方は一変するはずです」──ジェフ・ダーシー

    6. 良い親になるのは簡単なことではない。思考能力や調査能力が大いに要求される。

    Showtime / Via giphy.com

    「現代社会で良い親になることは、簡単ではありません。思考能力や研究、計画性、注意力、努力が要求されるのです。子育てのベストプラクティスは、時代とともに変わってきました。たとえば、赤ちゃんをうつ伏せに寝かす(古い方法)のと、仰向けに寝かす(新しい方法)のでは、どちらのほうが乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐ効果が高いか、といったようなことです。子どもに関係するあらゆることに、実にさまざまなアドバイスが与えられています。良いものも悪いものも、正しいものも間違ったものも含めて。人類が進化して以来、人々は子育てをつづけてきましたが、あなたは多くの答えを自分の力で見つけ出さなければなりません」──スコット・スターリング

    7. 「赤ちゃんが眠っているときに自分も眠る」のは、本当はとても難しい。

    USA / Via giphy.com

    「一部の人たち(アメリカの場合、多くの人たち)はこんなアドバイスをしてくれます。『赤ちゃんが眠っているときに、あなたも眠りなさい』と。でも、それを実行するのがどれほど難しいかは教えてくれません。赤ちゃんは疲れてそろそろ眠りそうな気配を見せていても、あるいはすでに熟睡中でも、5分後には目を覚ますかもしれないのです。あるいは3時間後かもしれません。どっちのパターンなのかはわかりません。午後2時ごろ、私のベッドに寝かしておっぱいをあげていると、娘が眠りました。5分もすれば起きるだろうと思った私は、娘をそのままにして起き上がりました。ところが、娘は3時間経っても眠ったままでした。夫も私も疲れきってしまいました。娘を起こさないよう、私たちは昼寝ができなかったからです。夫も私も笑うべきか泣くべきかわからりませんでした。泣き笑いするしかありませんでした」──シリ・ドリ=ハコーヘン

    8. 睡眠不足は深刻な問題。あなたを完全な別人に変えるほどの力を持っている。

    NBC / Via giphy.com

    「睡眠不足は免疫系を弱らせます。そのせいで何にでも腹が立ちます。想像だにしなかったレベルでパートナーとの関係が試されます。仕事のパフォーマンスも低下します。社会生活にも悪影響を与えます。この点はいくら強調しても足りません」──セバスチャン・ドゥフランス

    9. 育児に唯一無二の正しい方法などない。どの子もみんな違っているのだから。

    Netflix / Via giphy.com

    「子どもには、それぞれ独自の個性やニーズ、気質が備わっています。なので、本を読んだり、人から話を聞いたりしたところで(たとえ、そうした情報がどれほど英知に富んでいても)、すべての子どもに当てはまる方法などは学べません。2人以上子どもがいる場合は、それぞれの子どもに合った、異なった育児法を見つけ出さなければなりません。状況はまったく違いますし、子どもも一人ひとり皆、違っていますから」──ソネット・フィッツジェラルド

    10. 子どもと親のそれぞれのニーズは、実はほぼまったく同じ。

    VH1 / Via giphy.com

    「大人というのは体の大きな子どもです。大人も、子どもも同じようなニーズを持ち、多くの場合、同じような問題を抱えています。十分な食事や睡眠をとらなかったり、人間関係が健全ではなかったりすると、私たちはイライラして不機嫌になり、腹を立てます。その程度は、軽いイライラから、怒鳴ったり暴力をふるったりという大激怒まで、さまざまです。ところが大半の大人は、自分が体の大きな子どもであることを自覚していません。多くの大人が、一日を通して、自分の感情を抑えるのに苦労しています。しかしそれが、睡眠不足や偏った食生活、劣悪な人間関係に関係しているという考えは全力で拒絶するのです」──ブライアン・ナップ

    11. 音読の勘を取り戻すには時間がかかる。

    MTV / Via giphy.com

    「音読の勘を取り戻すことがこんなに難しいとは、誰も教えてくれませんでした。子どもが生まれたときには、私にとって小学校の授業での音読は遠い過去の記憶になっていました。ジャックが生まれた当時、私は夜になると彼を抱っこしてあやしていました。我が家には赤ちゃん用の本が山のようにありました。こんなことがありました。私はそのなかから一冊を選んで手にとると、それを黙読していたのです。そのあとようやく、ジャックに読んであげなければならないことに気づきました。すごく奇妙な感覚でした。もう自分のことばかり考えているわけにはいかなくなったと私が悟ったのは、たぶんそのときでした。私は彼に、しゃべり方や発音のし方、物語の追い方、二つの言葉のつなげ方などを教えなければならなかったのです」──ケン・ミヤモト

    12. 忍耐力はどれだけあっても足りない。

    NBC / Via giphy.com

    「以前の私は、身内の誰よりも我慢強さに自信がありました。だから子育てをするときにも、それが大いに役立ってくれるだろうと思っていました。たしかに役立ってくれてはいるのですが、それでも十分とは言えません。ストレスがありすぎると、ものすごくすり減ってしまいますから」──ロイ・ロナルズ

    13. 子どもができると、「きちんとした生活」の基準は確実に低下する。

    Netflix / Via giphy.com

    「私は時々、散らかりきった家のなかを見回しながら、自分もその一部になったような気分に襲われます。壁には落書きが書かれ、家具は破壊され、食べものもまき散らかされていますが、それを受け入れるようになったのです。独身時代の私は、3人の子どもの子育てに追われて、家のなかも身なりもきちんとしていない人たちを見下していました。でも、いまは彼らの気持ちがわかります。たったひとりの子どもでも、そうなっているのですから」──ロイ・ロナルズ

    14. どんな子どもが生まれるのか予言することは不可能。

    TriStar Pictures / Via giphy.com

    「私たちの娘は1歳4カ月です。私がいつも驚かされるのは、この年齢でも、赤ちゃんには個性に大きな違いがあることです。シエナはとても活発で、好奇心が強く、話し好きです。よちよちしながら走り回っては、困ったことになっています。彼女のいとこも同い年ですが、おっとりした性格です。よく眠る子もいれば、寝つきの悪い子もいます。夜泣きする子もいれば、静かに眠る子もいます。子どもを持つことについてのアドバイスを受けるときは注意してください。そのアドバイスはまったく正しいかもしれませんが、それでもあなたのケースに当てはまるとは限りません。どうなるか予言することなどできないのです」──ジェシー・リチャーズ

    15. これまでにない強い感情を経験する。

    Netflix / Via giphy.com

    「こんなにも感情の振れ幅が広がることを誰も教えてくれませんでした。最初の1年だけでも、それまで想像さえしなかった振り幅の感情を経験しました。良きにつけ悪しきにつけ。赤ちゃんのせいで、これ以上にない気分の落ち込みや疲労感、動揺、無力感、怒りに襲われることもあります。でも次の瞬間には、地球上のすべてが自分に微笑みかけてくれているようなような気分が味わえます」──ヴァレリー・フレッチャー

    16. 子どもが生まれると、あなたのパートナーは「いちばん愛する人」の座から陥落するかもしれない。

    E / Via giphy.com

    「あなたは自分のパートナーをいちばん愛しています。でも、子どもがあなたの人生に現れた瞬間、『あなたがいちばん愛する人』の座は子どもが奪います。あなたがこれまで、こんなに誰かを愛したことは一度もありません。その経験は、きっとあなたに無償の愛というものを教えてくれます。子どものために何をしてあげようと、見返りを求めることなどないのです」──ニーハ・インドゥラニア

    17. 子どもはあなたには似ず、パートナーそっくりになるかもしれない。

    City TV / Via giphy.com

    「妊娠と出産を経て、ようやく娘が誕生したとき、私は思っていました……きっと私みたいになると! 初めて娘の姿を見たとき、私の思いは、『よかった。私もこの子も生きてる』から『少し眠らなきゃ』へ、そして『この子ったら、ジェイにそっくり』へと変化していきました。娘は娘です。でも私の目には、そこに彼女のパパの姿も重なって見えます。パパと同じで、彼女は出かけるのが大好きです。毛布から片方の足を出して眠ります。手もたくましいんです」──ミラ・ザスラヴ

    18. あなたの行動は、あなたの言葉よりも常に重要。

    ABC / Via giphy.com

    「問題や人、状況にどうアプローチすべきか、言葉で子どもにアドバイスを与えることはできます。子どもも、あなたの言葉に耳を傾けているように見えるでしょう。でも彼らには、あなたの行動こそが、はるかに大きな意味を持つのです。子どもは、あなたの実際の行動を手本にします。欠点や、おそらくあなた自身も変えたいと思っているところにいたるまで。結局のところ、もしあなたが寛容で心の広い人なら、子どももそうなるのです」──グレッグ・ブラウン

    19. 子どもに質問し、彼らが答えているときには聞いてあげることが大切。

    FOX / Via giphy.com

    「子どもの言い分を聞いてあげることです! 子どもの思考プロセスは、私が考えていることと大きく異なることも時にはありました。だから私は、子どもの言葉に耳を傾け、質問しました。自分が間違っていることがわかったときは、あやまりました。彼らの言い分も理解できるけれども、それでもそれは間違っていると思ったときは、そう言いました。たいていの場合は、子どもと親という、二つのシナリオの間にグレーゾーンがあるのです。こうやって話をすることで、成長して問題を抱え、話し相手が必要なときも、肩肘張らずに私のところに来てくれるようになりました」──ジョイス・フランケル

    20. 未来を見通すコツが身につく。

    ABC / Via giphy.com

    「下の子がお姉ちゃんからハサミをひったくる3秒前に、いままさに事故が起ころうとしていることを私は察知します。娘たちがキック・スケーターに乗っているときには、普通だったら気づかないような路上の危険物も私の視界に入ってきます」──ミッシェル・ローゼズ

    21. 親になるということは「人間の盾」になるということ。

    CBS / Via giphy.com

    「すごく不思議なのですが、娘が生まれてからというもの、私が負うケガの数は劇的に増えました。娘のせいで気が散るからではありません。娘がケガするかもしれないという可能性がごくわずかでもあるなら、自分の体のことなんてどうでもいいと私の脳が判断してきたからなのです。娘が転んで、小さなアザでもつくりそうになったら、私はものすごい勢いで飛び出して、その発生を阻止します。私はこれまでに、ひどい切り傷を少なくとも1カ所に負っています。頭も何度も激しくぶつけており(たいていは壁ですが、棚にぶつけることも)、気を失いそうになったこともあります。それもこれも、娘をさまざまな事故から守るためです。そのなかには、娘が氷水をこぼして自分の体にかけてしまったという小さな『事故』もあります」──リカルド・アブレウ

    22. 子どもは親にとって、最大の偉業になってくれる可能性を秘めている。

    Twentieth Century Fox / Via giphy.com

    「私の2人の子どもたちは、社会に適応した、独立した大人になってくれました。あの子たちは、ほかの人のことを思いやることができます。私はそのことをとてもうれしく思っています。これが私の人生で最大の偉業です」──パトリック・バックラー

    23. 子どもは、あなたの予想以上に速く成長する。

    Disney Pixar / Via giphy.com

    「その速さを強く意識するようになるとは思っていませんでした。そこにあるのは、いつまでも子どものままとどめておくことはできないという、途絶えることのない喪失感です」──ジャスティン・マスク

    24. 子どもが大人になっても、ぐっすりとは眠れない。

    FX / Via giphy.com

    「たとえ子どもが大人になって独立しても、あなたは常に心のどこかで警戒しています。突然、彼らがあなたを必要とするかもしれないからです」──オニエッチェ・ダグラス

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:阪本博希/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan

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