銃社会アメリカ。銃弾に家族や人生を奪われた人たちの肖像

    「銃がもたらす悲劇は、他人事ではないのだと感じて欲しい」

    アメリカで毎年、銃で撃たれて亡くなるのは、3万2千人。ジョー・クイントは写真シリーズ「It Takes us」で、銃撃に遭ったり、銃弾で家族や愛する人をなくした人たちの姿を収めた。

    「観るひとたちに、自分の家族と写真に写っている人たちの物語をつなげてみてほしい。銃がもたらす悲劇は、他人事ではないのだと感じて欲しい」

    ダーシェル

    Joe Quint

    ダーシェルはラスベガス郊外に住む。娘のブルックリンは友人の家で銃弾に倒れた。時に亡きブルックリンの部屋に行き、娘を思って過ごす。

    エリック

    Joe Quint

    エリックは娘を、イリノイ州の大学であった銃撃事件で亡くした。「二度と聞きたくない音を耳にしました」

    ナターシャ

    Joe Quint
    Joe Quint
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    ナターシャはニューヨークのブルックリンで、15歳の誕生日を迎えたばかりの息子、アケアル・クリストファーを亡くした。

    トム

    Joe Quint

    トムはコロラド州の映画館であった銃撃事件で、息子のアレックスを亡くした。

    アントニウス

    Joe Quint

    銃撃事件に遭ってから7ヶ月間、精神的にも肉体的にも、最も深いところに落ち込んだと、アントニウスは話す。

    ルイス

    Joe Quint
    Joe Quint
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    ルイスは14歳の時に銃撃された。体が麻痺しているルイスは、昔からの親友の支援と、在宅サービスを受けながら生活している。

    ドレ

    Joe Quint

    ドレはまだ喋れず、歩くことも、自ら食事をとることもできない。けれども、少しずつ回復している。

    ジュディ

    Joe Quint

    ジュディの娘のダリエンは、自宅のベッドルームに押し入ってきた犯人に銃撃され、死亡した。メイン州の警察は、この事件を未解決事件としている。

    ホイットニー

    Joe Quint

    ホイットニーは、ホイットニーのボーイフレンドが射殺された街角を、今でもよく訪れる。

    アティフ

    Joe Quint
    Joe Quint
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    アティフは、おいのトロイと強盗事件に遭い、撃たれた。トロイは、ほぼ即死。アティフは15発撃たれたが、命は助かった。しかし首から下は麻痺した状態で、妻のカリッサが世話をしてきた。

    ジョー

    Joe Quint

    15年前の大晦日、お祝いの銃弾がジョーの頭に打ち込まれた。これまで60回の手術経て、車椅子で生活している。

    ルーシー

    Joe Quint

    ルーシーの息子のジョーダンは、音楽が耳障りだと言う理由で、射殺された。

    ニコラス

    Joe Quint

    「ある夜、私が家の外で泣いていたら、息子のピーターに気付かれました。私のところにやってきて、ハグしてくれました。ピーターは私の横に座って、こう話してくれました。『お母さん、泣かないで。ニコラスは大丈夫だよ。彼は天使になったし、飛べるんだ。ニコラスは大丈夫だよ』」

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