テイラー・スウィフトのライブが、この世にあるエンタメ要素すべてをギュッとした感じだった
東京ドームで開催されたテイラー・スウィフトの『レピュテーション・スタジアム・ツアー』は、愛とサプライズが満載のライブでした。
テイラー・スウィフトの『レピュテーション・スタジアム・ツアー』に行ってきました!

11月20日、東京ドームで開催された『TAYLOR SWIFT reputation STADIUM TOUR in Japan presented by FUJIFILM instax』。
初めてテイラー・スウィフトのライブに参戦して、感激したことを、いくつか語らせてください!

1. 前回の『1989』ワールドツアーは日本で幕を開け、そして今回のワールドツアーを日本で終着地を迎えた、テイラー。それって、最高じゃないですか?

「ずっとみんなに会いたかったよ!」と叫ぶテイラー。
日本をフィナーレに選んだのは、「みんなすごく歓迎してくれるし、愛情に溢れているから」とのこと。
ライブの序盤から、そんな心温まるメッセージを聞き涙を拭うファンがいました。
2. ファンのテイテイへの愛が、もうすごい。

開演の2時間前から、とにかく盛り上がっているんです。
「Are you ready for it?」ってテイラーが曲で聞いているけど……みんな、完成度高い!とビックリするくらいの準備具合でした。
中国やほかのアジア圏から参戦したファンもいました。

BuzzFeedが取材した中国出身のファンのグループは、「ライブが始まる前に中国から来た人たちで集まって盛り上がろうという話になったんだけど、100人はいたと思うよ」と話していました。
テイラーのMVやInstagramなどで見たことのある "姿" がチラホラ!
ボードや衣装は手づくり。
一人参戦でも、ライブが始まる前からファンのみなさんの衣装を見ているとワクワクしてきます。
3. 入場するときに配られる、腕時計みたいなライト。これが、すごいんです。

曲の雰囲気やビートに合わせて色が変わる優れもの。

テイラーはブレスレットを観客に渡した理由を、こう説明しています。
「巨大なスタジアムの中で、みんなを見たかったから」

「今回のツアーでライトアップするブレスレットを使いたかったのは、この巨大なスタジアムの中で、みんなを見たかったから」
「ブレスレットの光で、一番上の席の人も、一番奥の席の人も……そこのあなたも!全員に会えるのが、すごく嬉しいの」
「ちょっとだけの間、私と、あなたと、ギターだけになってもいい?」
4. テイラーのライブは、サプライズが盛りだくさん!

曲の合間にファンと握手しながらステージ移動するテイラー。
これだけでも、すごく満腹感のあるサプライズなのですが……
巨大コブラが出てくる!
水しぶきが上がる!

宙に浮く!

ほかにもテイラーが空飛ぶヘビに乗ってステージを移動をしたり、ダンサーたちが空中パフォーマンスしたり、和太鼓も出てきたり……
情報量が多いパフォーマンスが繰り広げられます。
5. 曲への入り方がすごい。アルバム『reputation』のテーマについて説明していたと思ったら……

「このアルバム『reputation』では、何を作りたいのか考える時間がたくさんあったんです。前回のツアーが終わったあと休みを取っていたから」
「レピュテーション(評判)のコンセプトについてじっくり考えていて。だって、曲作りの前にアルバム名が思い浮かんだのは、初めてのこと。評判が人にどういう影響を与えるのか、というテーマに沿って曲を書くことができました」
「人が自分のことをどう思うのか、まったく気にならない時がある。でも、他の人による評判でひどくがっかりしたり、怖くなったりする時もある。そういう感情を操っているのは、全然あなたじゃないものなの。それがレピュテーション。ゴシップや陰口とかね」
「じゃあ、レピュテーションみたいにフェイクなものじゃなく、リアルなものって何?と理解しようとすると、物事が…… Delicate (デリケート)になってくるよね」
6. ファン、ツアーメンバー、クルーなどへの感謝の気持ちをいつも忘れないテイラー。

「今晩は、このワールドツアーの最後から2番目の公演なの。色々と考えるきっかけとなったんだけど、もうすでにノスタルジックに感じている。このツアーはとても楽しかったし、今晩は特に楽しめた。本当にありがとう」
「こんなにステキなみんなが、ライブにきてくれなかったら実現できなかった。今日、一緒にいたいと思ってくれてありがとう。みんなのおかげで、私の人生は喜びに満ちています」
ライブの最後に、ツアーメンバーでダンサーの有働真帆さんと和田マリアさんと手をつなぎながらの挨拶。
