6月12日未明に米フロリダ州オーランドのナイトクラブで発生した銃乱射事件は、犠牲者が米史上最悪の50人となったことがわかった。
フロリダ州在住のオマル・マティーン(29)容疑者は、警察との銃撃戦で死亡した。
容疑者の父親は、NBCの取材に応じ、容疑者が数カ月前にマイアミで二人の男性がキスをしているのを目撃し腹を立てたのが、今回の襲撃に繋がったのではないかと話している。現場となったバーのFacebookページには「ゲイバー」と表記されている。
事件の捜査を担当しているFBI特別捜査官ロン・ホッパーは、日曜午後に銃乱射事件の襲撃手がオマル・マティーンであることを正式確認した。マティーン氏が過去に2度FBIの調査対象になっていたことを明らかにした。
また、事件直前にマティーン氏は警察へ緊急電話をかけ、IS(イスラム国)への忠誠を誓っていたことをFBIは確認している。
ISは組織の通信社を通して犯行声明を出しているが、ISが明白に事件の計画に関わっていたかは不明。