中国では、日本のアニメや漫画の影響を受けているコスプレイヤーが多数存在する。中国版Twitterの微博ユーザー唐さんも、その一人である。


高度なコスプレ技術に驚きを隠せない。だが、唐さんにはもう一つ驚くべき事実がある。

そしてある日、学校の生徒に発見され、ネットで話題になった。

先生。。
[写真]
これあなたですよね!
先生、明日のコミックマーケット(コミケ)行くの?
その後、どうなったのか。BuzzFeedは「老师(先生)」が現在何をしているのか、微博で接触し、中国のメッセンジャー「微信」で取材した。
「老师(先生)」は広東省汕頭市に在住の唐さん(仮名・27)。現在も教職を続けているのか聞いたところ、「今は仕事を変えました! コスプレ公演をしたり、コミケにゲストとして登場したりしています」と答える。
教師を辞めた理由は、生徒に発見されたからではなく、「コミケや商業公演に参加するのに、仕事が邪魔していたからです」と唐さんは説明する。

2007年からコスプレを始めたが、本格的にはまり始めたのは2012年だと話す。
「小さい頃からアニメを見るのが好きでした」とコスプレを始めたきっかけを語る。「アニメのキャラクターになりたいとずっと夢見てきました」。
「二次元なら何でも好きです!」

生徒にコスプレしていることがばれた当時、何を思っていたのか。「少しびっくりしたけど、生徒たちはみな私を支持してくれました。全て二次元のものですから!」と答える。
そんな唐さんにとって、コスプレとは何か。唐さんはこう語る。「仕事や現実は退屈で単調だけど、コスプレは幸せな気持ちにさせてくれます。そして、幼い頃の(アニメの)登場人物を演じるという夢を見続けさせてくれます」