今年のグラミー賞で主要3部門含む6部門を受賞するなど、いま世界的に話題のアーティスト、ブルーノ・マーズ。

筆者はブルーノ・マーズが新しいシングルやアルバムをリリースするたびにCDを買っていたのですが、ライブに行ったことがありませんでした。
日本でのライブを4年ぶりにするんだ、と思っていたときにこんなツイートを見かけたんです。
日本の皆さん。 あなたがコンサートに参加しているのなら、明日は叫び、歌って、汗を流して一晩中踊ってください! パーティーしよう🇯🇵 #24KMagicWorldTour
これは絶対に行きたい。叫んで、歌って、汗を流して踊りたい。
そう思い、さいたまスーパーアリーナで開催された「24K MAGIC WORLD TOUR 2018」に4月12日、参戦してきました。
ライブで感じたこと、思ったことを一部紹介します!(※ネタバレあり)

最初からいきなりテンションMAX!!!!!
ブルーノ・マーズがノリノリで登場!
ライブの一曲目「Finesse」のイントロが聞こえた瞬間から、会場そして身体中がビートに満ちたような感覚になりました。
さいたまスーパーアリーナでのライブなのにずっと「東京!」と叫んでいたのですが、「大丈夫、いいよ!」と言いたくなるくらい、音楽を120%楽しめる。
「24K MAGIC」のヒット曲がバンバン入っている最強なセットリストはもちろん、パフォーマンスや観客の盛り上がり具合も、とにかく豪華でした。
花火!

スマホのライト!
投げキッス!
そして金色のキラキラ!
まるでジェットコースターに乗っているような感覚でアドレナリンが走り続けるので、ライブで何をすればいいのかわからない、と悩むことはないです。
ただ本能に任せて踊って歌って楽しむだけ。
初めての人もそうじゃない人も全員がきちんと最後まで楽しめるように、ブルーノ・マーズとバンドメンバー「ザ・フーリガンズ」が盛り上げてくれます。
日本のライブでしか聞けない歌声

アレンジや他アーティストへのオマージュなど盛り上げサービス精神が120%満載のパフォーマンスで有名なブルーノ・マーズ。その一つが、日本語で歌う場面。
甘いハスキーボイスで「君に会いたいよ、とても」とか「愛してます」なんてセレナーデされたら、叫ばずにはいられません。
サイコー❤️ #brunomars #Hooligans #24KMagicWorldTour
ザ・フーリガンズ、最高すぎない?
CDやMVなどでしか聞いたり見たりしたことがなかった筆者がびっくりしたのが、ブルーノ・マーズとザ・フーリガンズの息ぴったりの掛け合いと連帯感。
バンドメンバーたちのピアノのソロ演奏やサックスの音色にも思わず聴き入ってしまいました。トロンボーンを吹きながら踊って観客を盛り上げられるなんて素敵すぎる。
ブルーノ・マーズとザ・フーリガンズの良さがすべて凝縮されているなと思ったのが、この日に起きた奇跡的なあるシーンです。
「That's What I like」の途中で「愛してます」と6回ほど連呼したあとに、ブルーノ・マーズがバンドメンバーをステージの中心に呼びかけたのですが、フレドリー・ブラウン(Phredley Brown)が勢い余ってコケてしまう事態に。
すると、ブルーノ・マーズはそんなピンチをチャンスにして、大笑いしながら一緒に横になって歌い始めたんです。
仰向けになって笑うのを我慢しながらも圧倒的な歌唱力で歌いこなすブルーノ・マーズ。それでもカッコイイ。反則でしょ!
ブルーノ・マーズのポジティブさや優しさ、ユーモアに魅了されたのと同時に、バンドメンバー全員とも楽しむことを忘れない気持ちがあってこそのパフォーマンスだとわかったような気がします。
人間を越えた存在。 やっぱり彼は本当に 火星からやってきたのかもしれない #24KMagicWorldTour
これは、本気の本気で24K級のマジックのライブでした。
アンコール曲の「Uptown Funk」まで、ずっと興奮と感動に溢れたライブで「世界屈指のエンターテイナー」とブルーノ・マーズが絶賛されているのも、ものすごく納得できました。
ライブで大合唱して、喉が枯れるまで叫んで、ジャンプして手を叩いて、ダンスして……会場が一体となって、みんなで音楽を楽しめるのが何よりも最高。
そして何よりも驚いているのが、ライブが終わった今でも、余韻がまったく冷めることがないんです。「愛してます」という歌声が、頭の中でなんどもエンドレス再生されていて幸せ状態です。
今まではCDでも完成度が高いため、十分満足していたのですが……