9月12日に発表された、Apple Watchの新モデル「Apple Watch Series 4」。

フィットネスウォッチから生まれ変わり、「健康の守護神」になりました。これまでのシリーズとの大きな違いは、医療機器のような機能が加わったこと。
アメリカ医療機器認証(FDA)も取得していて、かなり本格的な心電図機能が付いたんです。
タッチスクリーンに、心電図機能を搭載。
アプリを開いてからApple Watchのデジタルクラウンに指を30秒間置くと、心拍数を計測するるしくみになっています。
記録は標準のヘルスケアアプリに自動的に転送されるので、病院でお医者さんにかかるときに情報の共有が簡単です。
落ちる。転ぶ。滑る。→しばらく反応なかったら自動通報

意外と便利そうなのが、ころんだのを検知する機能。
万が一転んでしまって動けない状態になっても、Siriが自動的に緊急通報用電話番号にかけてくれます。一人暮らしをしているおじいちゃんおばあちゃんも、これを身につけていると安心かも。
GPSモデルの価格は4万5800円、GPS+Cellularモデルは5万6800円から。

シルバーやスペースグレーなどのほかに、ステンレスゴールドと新たなカラーが加わりました。

Apple Watch Nike+は夜間でも光るようになっていて、かっこいい。
また、シリーズ3はお手頃な値段になります。
ディスプレイが大きくなった!でも、時計のサイズは今までと同じ
今回の一番大きなアップデートは、ディスプレイの大きさ。サイズは40mmと44mmの2種類で、それぞれ30%以上も大きくなっています。

その理由はベゼル(ディスプレイの周り)。新しいApple Watchでは、旧モデルと比べてさらに細くなりました。なので、大きい時計って苦手なんだよね…というみなさん。ご安心ください。時計本体のサイズはそのまんまです。
バッテリーもきちんと進化。
過去のモデルで気になったのが、バッテリー寿命。今回のシリーズでは、18時間持続するようになり、アウトドア駆動では6時間もちます。
今までApple Watchは、GPSをONにしてるとたったの5時間。フィットネス用のウォッチとしてはバッテリーの持ち具合が微妙でした。
買いなの? 買うなら、誰向けなの?

スポーツ好きにはおすすめ。もし、あまりスポーツに興味がなくても、健康になりたい人も便利かも。
9月17日にリリース予定のWatchOS 5の新機能が、運動している人にとって「かゆいところに手が届く」アップデートなんです。

それはズバリ、運動しているのを自動で検知する機能。
これは、ワークアウトのたびに、わざわざアプリを開いて記録するのめんどい…という人にとっては最高のアップデート。運動したと思ったら計測できてなかった……ということもありますからね。
(WatchOS 5は、初代Apple Watchには対応していません)
Apple Watchは9月14日から予約開始。9月21日から発売です。
