男性歌手のドレス姿に「男らしさが失われる」と批判→「服装の自由」求める反論が噴出

    『ワン・ダイレクション』 の元メンバーで歌手のハリー・スタイルズが、男性として初めて雑誌『VOGUE』の表紙を飾った。

    2016年に活動を休止した『ワン・ダイレクション』 の元メンバーで歌手のハリー・スタイルズ。

    ハリーのセンス抜群なファッションは、高い評価を得ている。

    ハリーは男性として初めて、単独で雑誌『VOGUE』の表紙を飾った。

    ジェンダーレスな服装で自分を表現するハリーに対し、「男らしさが失われる」と発信したキャンディス・オーウェンズ氏のツイートが物議を醸している。

    There is no society that can survive without strong men. The East knows this. In the west, the steady feminization of our men at the same time that Marxism is being taught to our children is not a coincidence. It is an outright attack. Bring back manly men. https://t.co/sY4IJF7VkK

    保守派の政治評論家、キャンディス・オーウェンズ氏は自身のツイッターでこう発言した。

    「強い男性なしで生き残れる社会はない。東洋は、このことを知っている。西洋では、子どもたちにマルクス主義が教えられ、男性の『女性化』が進んでいる。これは偶然ではない。これは攻撃なのだ。男らしい男を取り戻せ」

    ツイッターは、ハリーを擁護し、個人の「服装の自由」をサポートする声で溢れかえった。

    Good morning to Harry Styles slaying in a dress on the cover of Vogue and a reminder to wear WHATEVER makes you happy

    「自分がハッピーになれる服を着るべきだ、と思い出させてくれるハリー、おはよう!『VOGUE』の表紙で着たドレス、最高にキマってたよ」

    Harry Styles is plenty manly, because manly is whatever you want it to be, not what some insecure, toxic, woman-hating, homophobic dickheads decided it was hundreds of years ago. He’s 104% perfect. 🤘🏽

    「ハリー・スタイルズは充分に男らしい。『男らしさ』とは自分で決めるものであって、何百年前に自信のないホモフォビアの人たちが決めたものではない。彼は、104%完璧!」

    lol anyone mad about harry styles in a dress is just mad that he can pull it off better than they can

    「ハリーのドレス姿に怒っている人は、ただ自分より似合っているから嫉妬して怒ってるんじゃないの?笑」

    Candace Owens really thinks that The harry styles needs her opinion. He can wear whatever he wants pants skirts dresses shorts it's none of your business. It's really sad that is the 21st century people are still close minded like that. He is on VOGUE honey deal with it.

    「キャンディス・オーウェンズは、本当に彼が彼女の意見を必要だと思っているのかな?ハリーは、彼が着たい服を着ることができる。ズボン、スカート、ドレス、半ズボン、なんでもね。彼が何を着ようと、他の人たちには関係のないこと。21世紀にもなって、自分と異なる考えを受け付けない人がいるなんて悲しい。彼は、『VOGUE』の表紙を飾ったんだよ?受け入れなさい」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン