肉割れ線やそばかすのあるマネキンを導入したファッションブランド「完璧になるなんてくだらない」

    美に対する固定観念が強いファッション業界の新しい動きに注目が集まった。

    お店に立ち並ぶ「完璧な」マネキンを見て、自分と比べて自己嫌悪に陥ってしまう…そんな経験は誰にでもあるはず。

    Mediaphotos / Getty Images / Via gettyimages.com

    若者向けのファッション通販サイトを運営するイギリスのブランド「ミスガイデッド(Missguided)」は、美しさの固定概念にとらわれないマネキンを導入し、注目を集めた。

    Missguided

    美しさの固定観念にとらわれずに、自分の体形をありのままに受け入れて、自分を愛そうという運動を「ボディ・ポジティブ・ムーブメント」という。

    2018年、ミスガイデッドは英国内の2店舗に、肉割れ線・そばかす・尋常性白斑があるマネキンを設置した。

    Missguided

    同社は「自分らしく、自分の体に自信を持って。自分のコンプレックスを褒めてあげて。チャレンジをするのを恐れないで。『完璧になる』なんて『くだらない』から」という声明を出した。

    Missguided

    他にも*ヒジャブを被ったマネキンなど、様々な民族のマネキンを設置した。

    Missguided

    *ヒジャブ=イスラム教徒の女性が自身の頭と体を覆う布

    ミスガイデッドは、2017年にもモデルの肉割れ線をあえて修正しない、 #MakeYourMark (跡を残そう)というキャンペーン を実施した。

    Missguided

    しかし、マネキンのサイズが全て「モデル並みの体型」であることを指摘する声もツイッターでは見られた。

    @BuzzFeed Umm they’re all still super skinny and all equal in body shape.. I mean it’s good what they’re doing but if they’re promoting self love, a little body shape /weight diversity would be necessary

    「うーん。どのマネキンも超細くて同じサイズだよね…。(ミスガイデッドが)やっている運動はいいことだけど、『自分を愛せ』ってメッセージを伝えたいなら、体型やサイズの多様性も必要だと思う」

    スポーツブランドの「ナイキ」もプラスサイズのマネキンを導入するなど、「多様な美を受けいれる」姿勢を持つ企業も増えたファッション業界。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン