パラリンピックの表彰台で、選手たちがメダルを耳元で振っている姿を見た人もいるだろう。

オリンピックの公式Facebookページには、振るとガラガラと音が鳴るような粒が、初めてメダルに入ったと書かれている。

金メダルには、28個の小さなスチール製の粒が入っている。銀メダルには20個、銅メダルには18個入っている。このアイデアは、視力の低い選手が、メダルを感覚で実感できるようにするためのものだ。

メダルには点字で「2016年リオ・パラリンピック」と書かれている。

金メダルの音を聴く、競泳のブラッドリー・スナイダー選手。
音を聴き、銅メダルの喜びを噛みしめるブラジルの競泳選手、マテウス・ソウザ。
銀メダルの音を聴くオーストラリアの競泳選手、エリー・コール。
銅メダル獲得を実感するイギリス出身の競泳選手、エイミー・マレン。