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豊かな都市の貧困層は長生き?寿命のランキングをみてみたら

アメリカの平均寿命ランキングを紐解くと…

アメリカの貧困層の平均寿命は、どこに住むかによって大幅に変わるそうだ。

アメリカの富裕層のは、住んでいる場所に関係なく、平均寿命が長い傾向がある。一方で、貧困層のアメリカ人の平均寿命は、住んでいる都市によって約5年も違ってくることがジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション誌に掲載された調査で発表された。

調査は、この差は、医療を受ける機会や、所得の不均衡率によるものではないとしている。「ニューヨークやサンフランシスコといった、教育水準と地方政府支出の水準が高い、豊かな都市」の長生きで所得の低い住民の存在によるものだと結論付けた。

低所得者層は、サンフランシスコやニューヨークのような喫煙率と肥満率が低い都市では長生きしている。これらの都市では、地元の行政が屋内での喫煙や、トランス脂肪酸を含む食事の提供を禁止している。さらに、公共の屋外スペースが豊富にあるたり、運動をする人の割合が高い都市ほど、貧しい人々の寿命が延びることがわかった。

マサチューセッツ工科大学の博士課程で、この研究の著者の1人であるMichael Stepner氏は、研究は「アメリカの貧困層を杓子定規では語れない」ことを示唆しているという。

「アメリカ国内での議論の大半が、全国レベルでの医療の不平等に終始しています」と、Stepnerは語る。しかし、一部の都市では、貧しい人々の寿命が延びているのだ。

「地方レベルで改善の余地があるのです」と、彼は語った。「この問題は、全国レベルでは完全に解決することができないのです」

貧困層の寿命が長い、アメリカの都市のランキングは、以下の通りだ。

上記のほか、上位20位以内には、ボストン(マサチューセッツ州、80.5歳)、ワシントンDC(80.5歳)、ケープコーラル(フロリダ州、80.4歳)、ポートランド(メイン州、80.4歳)、シカゴ(イリノイ州、80.3歳)、オーランド(フロリダ州、80.2歳)、ポートランド(オレゴン州、80.1歳)、プロビデンス(ロードアイランド州、80.1歳)、ブラウンズビル(テキサス州、80.1歳)、モデスト(カリフォルニア州、80歳)が名を連ねている。

最も平均寿命が短かったのは、インディアナ州ゲーリーの77.4歳だった

これに、ラスベガス(77.6歳)、オクラホマシティー(77.6歳)、インディアナポリス(77.6歳)、オクラホマ州タルサ(77.6歳)、デトロイト(77.7歳)、シンシナティ(77.9歳)、オハイオ州トレド(77.9歳)、ケンタッキー州ルイビル(77.9歳)、そしてサンアントニオ(78歳)が続いている。

収入が上位5%の人々は、寿命が3年長い一方、収入が下位5%の人々では、寿命に全く変化はなかった。

「最富裕層のアメリカ人男性は、最貧困層のアメリカ人男性よりも15年長生きし、最富裕層のアメリカ人女性は、最貧困層のアメリカ人女性よりも10年長生きする」と、研究者らは指摘する。

「最貧困層のアメリカ人男性の平均寿命は、スーダンやパキスタンの男性の平均寿命に匹敵する。最富裕層のアメリカ人男性は、どの国の平均的な男性よりも長生きする」

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