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「わんこを散歩させたい」 お隣さんに手紙を書いたら驚きの結果に

「隣人のことはよく知らないし話もしない、という今の時代に、垣根を壊してくれた彼らは本当に素敵」と、わんこの飼い主はBuzzFeed Newsに思いを打ち明けました。

Courtesy of Sarah Tolman / Via Instagram: @stevieticks

ジャック・マクロッサンさんと3人の友人は、イギリス南西部の都市ブリストルに引っ越してきたとき、あることに気づいてガッカリしました。

大家さんが犬を飼うのを許してくれなかったのです。

4人はそれぞれ実家で犬と一緒に育ってきたので、もふもふわんこがそばいにいないのを寂しく思っていました。

そんなある日の夜、お隣さんの家の窓から犬がこちらを見ているのに気づいたとき、4人に名案が浮かびました。お隣さんに手紙を書いて、わんこのお世話係をさせてもらおう!

「もしも、わんこの散歩をする人が必要なときがありましたら、喜んでお引き受けします」と4人は手紙につづりました。

「もしあなたがわんこに飽きるなんてことがあったら(絶対そんなことはないとは思いますが、僕たちが夢を見るのは自由ですよね)、喜んでわんこの世話をします。もし僕たちの家にわんこを連れてきて、楽しいひとときを過ごさせてあげてもいいかなと思ったら、ぜひいらしてください。家のバルコニーの前を通って、ひと目でもわんこを見せてあげようと思うときは、ぜひそうしてくださいね」

ちょっと積極的すぎると思われるかもしれないと心配になり、犬のそばにいられないのが寂しいんだと説明を加えました。

「大人の生活って、犬が近くにいないととてもつらい」と書き、最後に差出人の名前として4人はこう記しました。

「23番地の僕たちより」

そして……予想だにしなかったことが起こりました。

Courtesy of Sarah Tolman / Via Instagram: @stevieticks

しばらくすると、「僕たちへ」と宛名が書かれた返事が届いたのです。封筒の裏には、肉球で足型が押されていました。

「お手紙をもらって、とても嬉しかったです」と始まるその手紙は、スティービー・ティックスちゃんという名前のわんこが、自分を飼っている人間サラ・トールマンさんに代筆してもらって書いたものでした。

「新しい人との出会いは大好きだし、君たちとお友達になれたら私もとても嬉しい。でも警告しておきます。私との友情には、1日5回のボール投げと、私が要求したらいつでもお腹なでなでをしなければいけないという代償が伴いますよ」

手紙は続きます。「ペットを飼っていい賃貸物件を探すのは本当に大変なの、とっても理解できます。犬がいない人生なんて、物足りないですよね? 君たちが私と一緒に過ごしたいなと思ったら、いつでもどうぞ」

マクロッサンさんは12月10日、このやりとりをツイート。するとすぐさま拡散されました。

Been saying we’d love a dog about the house but our landlord doesn’t allow pets, so my housemate posted a letter to our neighbours asking if we could walk their dog every once and a while and the response was better than we could have ever hoped for

「犬を飼いたいねってハウスメイトとずっと言ってるんだけど、大家さんが許してくれない。なのでハウスメイトがお隣さんに、たまには犬の散歩をさせてもらえませんかって手紙を出した。そしたら、僕らが期待していた以上のことが起こった」

世界中の人たちが、この手紙のやり取りに感動してしまいました。

@Jack_McCrossan @dog_rates This is the most wholesome thing I’ve seen in a long time.

「久しぶりにめちゃくちゃいいもの見た」

@Jack_McCrossan I think I’m too hungover because I did a cry when I swiped and saw the paw print

「俺たぶんすごい二日酔いかも……だって肉球の足型見たら涙出てきちゃったよ」

@Jack_McCrossan @dog_rates You boys are making this Gma cry. What an innovative way to have canine companionship. The young kids next door to us proved to their parents that they would responsibly care for a dog by coming to walk and feed ours. Now they have their own dog. They still walk ours too. 💜💜you

「ちょっと君たち、おばあちゃん泣けちゃったわ。わんこという仲間を作る革新的な方法だね。うちの隣に住んでいる小さな子たちは、自分たちでちゃんと犬の面倒を見られるって親に証明するために、うちの犬を散歩させたり餌をあげたりしていたの。今はその子たち、自分の犬を飼っているよ。いまだにうちの子の散歩もしてくれるけど。君たちもがんばってね」

@Jack_McCrossan @dog_rates This is adorable but I'm still crying over "Stevie Ticks" lmao

「すんごい素敵な話。でも『スティービー・ティックス』にクッソワロタ」

ツイートが拡散されたことについて、マクロッサンさんは「驚いたどころじゃないですよ」とBuzzFeed Newsに話してくれました。

「あの投稿があれだけ拡散されたこと、それからみんなからポジティブなリプライを山ほどもらったこと、正直いうと実感が湧きません」

「23番地の僕たち」は12月15日、ついに2歳の小さなスティービーちゃんとご対面しました。ちなみにスティービーちゃんは、地中海に浮かぶキプロス島の保護施設にいたところを、トールマンさんとパートナーのクリスさんに迎えられた子なのです。

マクロッサンさんは、「スティービーとの出会いは最高でした!」と振り返ります。

「手紙に書かれていたとおり、すごく元気な子でした。散歩に連れて行かせてもらったんですが、スティービーはずっと走り続けてました!」

Update: The boys from 23 just met Stevie, looks like the start of a beautiful friendship (Give Stevie a follow on Instagram: stevieticks) #stevieticks

「最新情報:23番地の僕たちはスティービーと会いました。これから最高の友情が始まりそうです(スティービーのインスタグラム『stevieticks』をフォローしてね)」

トールマンさんによると、スティービーちゃんはこの日「僕たち」の家で1時間ほど遊んでもらったそうです。

「スティービーが大騒ぎしているのが壁の向こうから聞こえてきました。どうやらとっても楽しかったようで、彼らに返してもらった後、スティービーはドアのところでクンクン鳴いて、そのあと何時間も窓の外を見ていました」

今ではみんなのグループチャットを作り、お散歩の手伝いが必要なときはマクロッサンさんたちが手を貸せるようになりました。

Courtesy of Sarah Tolman / Via Instagram: @stevieticks

トールマンさんは、23番地の僕たちが隣人に連絡しようと行動を起こしてくれたことに心を動かされ、返事を書かずにはいられなかったと話します。

「隣人のことはよく知らないし話もしない、という今の時代に、垣根を壊してくれた彼らは本当に素敵だと思う」

トールマンさんは、「僕たち」を夕飯とビールに招待しようと計画しています。そうすれば、スティービーちゃんの縄張りでみんな一緒に過ごせますから。

スティービーちゃんは今やインスタグラムで7万2000人以上にフォローされています。有名犬になったものの、どうやらまったく臆していないようです。

「どれだけ多くの人がフォローしてくれていて、新しい彼氏たちとの関係に関心を持ってくれているかをスティービーに話しているんですが、あの子はお手をしてご褒美をおねだりしてくるだけ」とトールマンさん。

「もちろん、スティービーが特別なわんこだって私たちは分かっていますが、あの子が多くの人たちにたくさんの喜びと愛を与えてくれたことも、私たちはとても嬉しく思っています。人の温かさはちょっとしたところで見つかるってことを思い出させてくれる何かが、人ってときどき欲しくなるんだと思います」

本記事はジョーダン・ロスさんに協力いただきました。

BuzzFeed NewsのFacebook番組「Did You See This」でこのニュースを見てみてね(英語)↓

この記事は英語から翻訳・編集しました。
翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan