米ディズニー、パーク従業員のタトゥーやネイルなどの規制を緩和。個人の性や文化の表現を自由に

    「キャストが個人を表現する選択肢が増えれば、より豊かで、パーソナルで、魅力的な体験をゲストに提供できると思う」と総支配人は説明している。

    米ディズニーは現地時間4月13日、キャスト(パークで働くスタッフ)の制服規定をより包括的なものに変更すると発表した。タトゥー、ネイル、アクセサリーなどの規制が緩和される。

    今回の変更は、米ディズニーが取り組んでいる包括的な環境づくりの一環だ。身に付けるものやヘアスタイルなどで、キャストの性表現の自由度を高める目的がある。

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    ディズニー・パーク総支配人のジョシュ・ダマーロ氏は、ブログに次のように書いた。

    「(パークでの)すべての体験には、魔法が息づいている。その魔法の中心にいるキャストが個人を表現する選択肢が増えれば、より豊かで、パーソナルで、魅力的な体験をゲストに提供できると思う」

    ダマーロ氏によると、規制緩和によりキャストは「自分の文化や個性を職場でより表現できるようになる」という。内容が不適切でなければ、タトゥーが見える服装も許可される。

    米ディズニーは、キャストの制服につける名札の性別表記も削除する予定だという。

    フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内にある「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」エリアでは、すでにキャストの制服規制が緩和されている。キャストは『スター・ウォーズ』シリーズをテーマにして、好きな衣服やアクセサリーを組み合わせられる。

    昨年、米ディズニーは人気ライド「スプラッシュ・マウンテン」を一新する計画を発表した。

    ライドのテーマは1946年公開の映画『南部の唄』だが、2009年公開の『プリンセスと魔法のキス』に替えるという。同作は、ディズニーで初めて黒人のプリンセスを扱っている。

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    今年1月には、ライド「ジャングル・クルーズ」での先住民族にまつわる一部の描写が人種差別的だと批判があがった。米ディズニーは該当箇所を削除し、ライドをリニューアルしている。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙橋李佳子