家電量販店に持ち込まれたPCの持ち主を逮捕。罪状は児童ポルノ法違反

    男はソースをコンピューターにこぼしてしまったため、新しいコンピューターを購入しデータを移行することを希望していたという。

    アイオワ州に住む男が、児童ポルノ所持のため逮捕された。パソコンにソースをこぼしてしまった男は、データ移行のためにパソコンを地元の家電量販店に持ち込んでいた。データ移行の際に担当したスタッフがパソコンから児童ポルノの画像を発見したという。

    ロバート・L・ワトソン容疑者がパソコンを家電量販店へ持ち込んだのは2018年8月11日。捜査記録によると、彼は新しいパソコンへのデータ移行を希望していたという。

    「家電量販店の店員がデータ移行の最中に児童ポルノの画像を発見したんです」
    「データ移行が完了したのちに、2つのパソコンは証拠として地元警察へと引き渡されました」

    警察の取り調べに対し、ワトソン容疑者はパソコンを使っていたのは彼だけで、パスワードがかけられていたと供述している。

    捜査担当者がワトソン容疑者に説明を求めると、「他の人々にこの情報を伝えるためダウンロードした」と語った。

    ワトソン容疑者は、児童ポルノの写真を10点所持していたため4月30日に逮捕された。現在は拘置所で拘束されている。

    アイオワ州当局はBuzzFeed Newsの取材に対して、ワトソン容疑者の弁護人は現在のところ見つかっていないと述べた。

    パソコンが持ち込まれた家電量販店「Best Buy」の広報担当者は、このように持ち込まれたパソコンから児童ポルノを発見するケースは毎年100件以上確認されているという。

    「それをわざわざ探しているわけではありません。ですが、修理の段階で見つけてしまうのです」と語る。

    「修理の途中でそうした児童ポルノを発見した場合、私たちは警察へ通報することが法律で義務付けられています」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:千葉雄登