出会い系アプリで会った男の子とキスしたら死にかけた話
彼のキスはあの味でした。
マッチングアプリ「ティンダー」でマッチして、リアルで会ったら色々あって死にかけた!という女性の話をします。
登場人物はこの2人。

オーストラリア在住、22歳のサマラ(左)と23歳のチャールズ(右)。
Tinderでマッチした2人は実際に会うことにしました。ただ、新型コロナの影響でレストランもバーもすべてしまっているので、チャールズの家で会うことに。
サマラが家にやってきて、話も弾んで気もあって…。
盛り上がった2人はキス。
ところで、サマラがやってくる前、チャールズはピーナッツバターのサンドイッチを食べていました。
もちろん、これから会う相手がひどいピーナッツアレルギーだとは知るよしもなく…。
キスの途中で、ヒリヒリしてきたサマラの口。
ムズムズ・ピリピリする、それはアレルギー反応の最初の段階。
ピーナッツがはいったものは何も食べていないのに…と思ったサマラは、すぐに、チャールズに何を食べていたか聞きました。
ピーナッツ…、食べ…た?
ピーナッツ食べた?の問いにYESと答えたチャールズ。嘘のような本当の話。
一刻の猶予もありません。サマラは、チャールズにエビペン(食物アレルギーショック症状を抑えるペン型の注射薬)を太腿に打つように指示しました。
チャールズはエビペンを打った後すぐに119番に電話し、救急車に一緒に乗り込み病院へ。
病院を出たのは翌朝5時半。
初デートとは思えない緊迫した雰囲気ですが、TikTokできるほどにはいい思い出になったようです。
@samarahnaien How was your Saturday night #fyp #tinderchallenge #foryoupage
♬ Moon - Kid Francescoli
サマラが投稿したTikTokの動画では、このように書かれています。
「ティンダーで出会ったこの人に、会うことにした。彼は私と会う前、ピーナッツバターのサンドイッチを食べていたみたい。私ピーナッツアレルギーなのに!!!」
「3時間後、救急救命室にて」というキャプションとともに、間一髪命拾いしたサマラの様子が映し出されています。チャールズも「危なかった…」というような表情。
@charlieharris___ If this blows up I’ll actually take her on a date #fyp #foryou
♬ The Damn Guy - Grima | Azza
こちらはチャールズの投稿。
「ティンダーでマッチした子を(家に)呼んだ。ピーナッツバターサンドイッチを食べた。そしたら、彼女がピーナッツアレルギーだった。今は午前3時45分、救急救命室にいる」
男気をみせたチャールズ。
サマラいわく、チャールズは状況を察して出来る限りのことをしてくれ、優しく気遣ってくれたとのこと。
こんなことになって落ち込むサマラを、何も気にしなくていいよと励ましてくれたそうです。
「初めて会ったばかりの人の太腿にエビペンをぶっさすのは、かなり大それた経験だったのでは」とBuzzFeedに語ってくれたサマラ。
2度目のデートが楽しみ!
初デートは病院騒ぎになったものの、お互い2度目のデートにはノリノリ。
もし2人が結婚したら、出会いのきっかけとしてこの事件を語ることになるのか…。
ちなみに、サマラは今後、誰とキスするときも「ピーナッツ食べてないよね?」と必ず聞くようにするそうです。
アレルギーを甘くみたらいけません。キスの前にはまず確認! 気まずくても死ぬよりマシ!
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan