ネット掲示板Redditで、ユーザーrocketbot99が男性たちに対し、ある質問を投げかけました。「自分が(女性に対して)キモいって気づいて、変わろうって思ったきっかけって何?」
高く評価されている投稿を一部、ご紹介します。
1. 女の人たちが何かに不満を言っているのを聞いて、「やべっ、俺もやったことある」って思ったこと。
2. 女性と話をしたこと。女性と友達になったこと。
3. 今はおかしな話だと思うけど、自分は相手の背中とか首、肩を揉んであげるのがとても大切って家庭で育った。
だからかなり長いこと、友達(男でも女でも)にやってあげてた。
自分の頭の中では、相手のことを大事に思っているって伝える意味があったんだ。
思い返してみると、間違いなくむちゃくちゃキモいオーラを放っていたと思う。
他の人が女性に同じことをしていて、その女性のリアクション…表情を見て、ハッと気づいた。
4. 中学の時、思春期真っ盛りで常にギンギンのエロ小僧だった。しかもそれをうまく隠すこともできなかった。
当時好きだった子にいつもめっちゃ擦り寄ってたけど、今思うと完全にダメな行為だったと思う。
その子たちがどんなふうに思ったのかとか、自分の振る舞いが彼女たちにどう影響したかを考えて初めて、キモい自分でいることをやめられた。
年月が経ってから振り返ってみるのって、すごく役に立つよ。
5. ナンパ術を学ぶことって、社会的に隔てられた女性と男性の交流をゲーム化してしまう、とんでもないペテンだと思う。
6. 自分が宇宙の中心じゃないんだっていう自己認識を育てること。
若い頃は、彼女になるかもしれない女性を必要以上に追いかけ回した時期もあった。
単なる友情や同僚としての好意を、恋愛としての好意と勘違いしてしまったことも含めてね。
ストーキングってほどじゃないし、そんなレベルまでいったことはないけど(言葉だけでも)、おそらく相手の女性にしてみたら、社会人としての常識がちょっと欠けていて不快なレベルではあったと思う。
7. 僕はゲイだけど、それでも変わらないと思う。
自分が女性に対して性的に興味がない、女性も僕に迫られる心配をしなくてもいいと、自分ではわかっていたから、あえて女性を不快にさせないように気を付けなかった。
でも当然ながら、相手はそれをわかっていたわけじゃない。
もしわかっていたとしても、僕が男で、人に対する適切なマナーがあるって事実は変わらない。
8. 自分が酒、タバコ、ポルノ、性行為に依存していると悟ったこと。
俺は子どもの頃から女性に対して攻撃的だったし、女性をモノ扱いしてきた。
小さい時に性行為に触れてしまったことが理由だと思う。恋愛関係はすべて、映画やテレビでやってるようなものなんだと思ってたから、見たものをまねしていた。
しらふになって、自分がいかにケダモノだったかを悟り、人生を本気で変えるために必要なステップを踏んだ。
山ほどセラピーを受けたし、山ほど泣いた。自分はなぜ特定の行動をまねていたのかを省みたし、依存症も治した。
長い旅だったけど、今は適切な距離を保ちながら、愛情に溢れた付き合いをしている恋人ができて1年になるよ。
9. 自分は白馬に乗った王子様じゃないし、相手は救い出して愛されるのが必要なお姫様じゃないって気づいたこと。
10. 女性たちは俺がおもしろいから笑っているんじゃなくて、怖いから笑っているんだって気づいた。
11. 初めて真剣に付き合った彼女と別れたとき、むちゃくちゃ心が折れた。
彼女に電話をかけまくって、電話口で泣いた。自殺すると脅しまでした。こんなことをしばらく続けた。
あるとき、また自殺すると脅して、酔っぱらって寝てしまった。
起きると彼女から留守電が入っていて、号泣しながら自殺しないでと懇願しているメッセージだった。
自分の行動をむちゃくちゃ恥じた。自分が何者に成り下がったのかを、メッセージを聞いて悟ったんだ。
元カレにしつこく追い回されたりトラウマを負わされたりすることなく、いかなる理由であれ関係を終えたいときに終えられるのは、彼女の権利でもあり、僕の権利でもあった。僕は悪魔だったし、有毒な存在だった。
12. 女性と話すとき、気取ってニヤってするのを昔やってた。自信があるように見えると思ったから。
でも同僚にキモいから気を付けろって言われて、自分の言動をじっくり吟味する必要にかられたよ。
絶対怖かっただろうし、不快だったと思う。みんな、マジごめん。
13. ある女性に言われた。僕が取ったある行動がキモくて不快だから付き合いたくないって。
14. むちゃくちゃ目を覚まさせてくれた格言があった。「男性は、女性に拒絶されることを恐れる。女性は、男性に殺されることを恐れる」
この言葉のおかげで、女性が心の中で警告アラームを鳴らさないで済むような接し方をしようと思うようになった。
15. 僕はキモくないよ。友達がキモかった。僕の妻と友達と3人でバーに行ったとき、友達がある女性に歩み寄って、その髪を手で撫でた。
「きれいな髪だね」って言ったらしいんだけど、女性に顔を殴られてバーから蹴り出されたんだって。
友達がバーからいなくなったと気づいて10分くらいしてから、車に行ったら友達がいた。顔中血だらけで、ただただ恥じ入ってた。
僕も妻も、なんで知らない人に触るんだろうって不思議だったよ。この友達、今は結婚してキモいやつじゃなくなった。
友達はあの夜、女性は平等な存在であってオモチャじゃないってやっとわかったんだ。
16. 男性からいやらしい目つきで見られたり、無意識に差別されたりすることが、女性にとっていかに日常的によくある問題か、Redditでたくさん投稿を読んだこと。
備考:投稿は長さや明瞭さを考慮して編集してあります。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan