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東日本大震災の記事は6年目で急減した でも、語られるべき課題は残る

3.11から5年目という「区切り」を過ぎて6年目、新聞やテレビのニュースは明らかに減っていた。

東日本大震災から6年。今年の3月11日にも、新聞やテレビは多くの記事や番組で被災者や被災地について伝えている。しかし、比べてみると、その量は昨年から大きく減っていることがわかる。

南スーダンからの陸自撤収、韓国の朴大統領罷免はいずれも1面トップ級の大ニュースだ。紙幅が限られている新聞では、東日本大震災の記事を載せるスペースが減ってしまったのはわかる。

それにしても、各紙が別刷特集も出していた5年目と比べると、記事量の減少はあまりにも顕著だ。テレビ番組表を見ても、その傾向は見て取れる。

語られていない課題、知られていない話

死者・行方不明者・関連死を含めて2万1000人以上が犠牲となった。東北3県ではいまだ約3万世帯が仮設住宅で暮らし、全国で12万人が避難している。福島第一原発での廃炉作業は、今日も続く。いつ終わるかすら、はっきりとしていない。

一方、放射性物質が基準値を超えたという震災後の印象が残り続けているために、福島で農林水産業を営む人たちは今も風評被害に苦しむ。もう、基準値を超える米も野菜も肉も魚もないのに。

関連記事:「福島は危ない」と思い込んだままでいませんか? ー農産物、魚、イメージー

語られていない課題や、知られていない話は山のようにある。東北だけにとどまる話ではない。昨年の熊本地震の際、東日本大震災の教訓はどこまで生かされただろうか。そして、いずれ来る次の震災への備えは。

BuzzFeed Japanは2016年1月の創刊以来、東日本大震災について継続的に報道をしている。それは7年目も変わらない。


これまでの記事は以下のページでまとめています。

【東日本大震災特集】まだ語られていない課題、知られていない話がある

(サムネイルは時事通信)


バズフィード・ジャパン 創刊編集長

Daisuke Furutaに連絡する メールアドレス:daisuke.furuta@buzzfeed.com.

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