これまでにわかっていること
- 10月21日午後2時7分ごろ、鳥取県で震度6弱の地震があった。
- 気象庁によると、津波の心配はない。
- 震源地は鳥取県中部、震源の深さは10キロ。マグニチュードは6.6
- 観光地の倉吉市「白壁土蔵群」では、壁が崩落する被害も。
アップデート
施設に異常はなく、空調機器が正常に働いているため、放射性物質を施設内に閉じ込めることができているほか、施設の周辺の放射線量を観測するモニタリングポストの値にも変化はないということです。
菅官房長官の会見
「総理から被害状況把握することとも、被災者救命救助とうの対策に全力で取り組むこと、避難被害などにする情報提供行うよう指示。ただち危機管理センターに官邸対策室設置し、局長級緊急参集チーム招集し対応に万全。被害の把握進め、自治体と連携し、対策に全力を尽くす」
通行止めになっているのは、中国自動車道の落合インターから新見インターまで約40キロの区間、岡山自動車道の有間インターから北房ジャンクションまで約8.4キロの区間。
気象庁会見「さらなる地震に注意」
「大きな地震の発生後、それと同じ規模の地震が続発することもある。1週間、最大震度6弱程度の地震に気をつけてもらいたい。全国の事例を見ると、発生から2〜3日程度は規模の大きな地震が発生することもあるので、十分注意していただきたい。14時7分から1時間以内ですでに、震度1以上17回発生している(15時現在)」
鳥取で最大震度6弱 地震発生時にやるべきこと やってはいけないこと https://www.buzzfeed.com/kazukiwatanabe/totsutori-jishin-what-to-do
被害のあった白壁土蔵。被害前の様子と比べた。
交通にも影響
山陰本線の一部、芸備線などで運転見合わせ。 空の便は米子、鳥取空港、共に再開。山陽新幹線も再開している。
倉吉市の白壁土蔵群にも被害
湯梨浜町では、9月26日から地震が連続して発生していた。
「ゴゴという音とともに、縦揺れ」
被災時、仕事で倉吉市役所におり、写真を撮影した男性(41歳)は、BuzzFeed Newsの取材にこう語る。
「ゴゴという音とともに、縦揺れが始まりました。そのあと体が揺さぶられるような激しい揺れに変わり、それが4〜5秒続きました。あまり長い間ではなかったため、特に叫び声などは上がりませんでしたが、机の下に逃げている人たちもいました」
「役所の中は書類棚が倒れたりガラスが割れたりしていたので、役所の方の誘導にしたがって外に避難しました。町は停電はしていますが、道路では車は順調に動いていて、混乱はありません。大きく倒壊した家や火災も見かけていませんが、倉吉で有名な古い蔵の白壁が剥がれていました」
倉吉市では「白壁土蔵群」と呼ばれる江戸、明治期に建てられた建物が有名だ。
震度6弱を記録した倉吉市役所の被災直後の様子
中国電力によると、松江市にある島根原子力発電所は運転を停止。地震による異常はないという。
中国電力によると、3万2千戸が停電している模様。
NHKの報道による現在のところの被害
- 湯梨浜町たじりで住宅が倒壊。住民から連絡(同町総務課のはなし)
- 倉吉管内で火災2件(消防) →誤報と訂正
- 湯梨浜町 火災情報あり(消防)