「夢の国」の知られざる裏事情を一挙公開！パークにいる野良猫たちは…

米カリフォルニアのディズニーランドに詳しい人たちに、ディズニーランドの知られざる裏事情をシェアしてもらいました。今よりもっとディズニーが好きになるかも…？

夢の国、ディズニーランド。1955年に世界で初めて誕生したカリフォルニアのパークは、さまざまな試行錯誤を重ね、人々に夢を届けてきました。

Gary Hershorn / Corbis via Getty Images

今回は、そんなカリフォルニアのディズニーランドの知られざる裏話を紹介します！

※あくまでも、個人が提供した米カリフォルニアのパークについての情報です。

1. ディズニーのホテルにはトコジラミ探知犬がいる

Peter Bischoff / Getty Images

「2018年までディズニーで働いていました。ディズニーランド内のホテルには、トコジラミを探知する犬が4匹ほどいます。従業員は、みんな犬たちのことが大好きです」

「ディズニーは、ホテルで絶対にトコジラミが発生しないように、細心の注意を払っているんです」

—u/Andilee

2. ドリトスはディズニーで発明された

Harold Lloyd / Getty Images, Medianews Group / MediaNews Group via Getty Images

日本でも人気のあるスナック、ドリトス。

ディズニー情報誌「WDW Magazine」によると、1960年代、パークに食品を卸していた会社の社員が、パーク内のレストランスタッフが未使用のトルティーヤを処分している場面に遭遇。「トルティーヤを三角形に切って揚げて、味付けをしたら」と提案したのがドリトスの始まりとのことです。

その発明は大ヒット！レストランのメニューに加えられました。それを知ったレストランのスポンサー会社が、ドリトスをディズニー外でも売ることを決定。後にアメリカ全土で販売されるようになりました。

—u/Kfurt13

3. 見られたくないものを隠す「魔法の色」

Medianews Group / MediaNews Group via Getty Images

「ディズニーには、ショーの準備施設や電気設備など、お客さんに見られたくない建物が多数あります。そういったものを隠すために使われているのが、ディズニーが生み出した『ゴー・アウェイ・グリーン』と呼ばれる緑色の配色。周囲の景色に溶け込ませ、カモフラージュしています」

—u/butterfly_eyes

4. 「コリアンデー」があった

ebay.com

「韓国系アメリカ人です。1980年代、パークで『コリアンデー』が開催されました。パレードには韓国セレブが登場し、パークは韓国人でいっぱいでした」

—u/Positive_warrior_05

5. パーク内に潜むニャンコたち

Medianews Group / MediaNews Group via Getty Images

「パークにいる野良猫たちは、ディズニーの生態系の一部をなしていると言ってもいいでしょう。実は人間と仲良くなりすぎた猫たちは、養子に出される運命にあります。ディズニーは地元のシェルターと協力して、人慣れした猫の里親を探すのです」

—u/CulturedAlcremie

「ディズニーで長年働きましたが、閉園後の猫の多さにはいつも驚かされました。日中のバックステージでは猫を見かけないので、どこにいるんだろうという感じでした。夜中の2時くらいにパーク内を歩いていると、本当に多くのニャンコたちに会えます」

—u/Alessoninswagenomics

6. かつて、パーク内でブラジャーが買えた

Harold Lloyd / Getty Images

「かつて、ディズニーランドのメインストリートでは、ブラが買えました」

—u/Witch_whaa

7. ディズニーが発明した、あのタイプのゴミ箱

Medianews Group / MediaNews Group via Getty Images

今ではよく見かける、フタを押して捨てるタイプのゴミ箱。ゴミが目につかないし、匂いも少ないという利点があります。

「プッシュ型のゴミ箱をデザインしたのは、ウォルト・ディズニーです。でも当時、ゴミ箱メーカーに提案しても『そんなの役に立たない』と言われたので、ウォルトは特許を申請しませんでした」

—u/Starjupiter93

8. 幽霊役のキャストがいた

Medianews Group / MediaNews Group via Getty Images

「1999年にはホーンテッドマンションで、騎士の格好をしてゲストを怖がらせる役のキャストがいました。廊下を徘徊し、ゲストが乗り込むドゥームバギーに近づいていたのです」

「恐怖のあまりに騎士を殴る人がいたり、カップルが乗り物内でいちゃついている場面に遭遇しちゃったりという事例が続いたので、この役はなくなりました」

「私は父親とアトラクションに乗っていて、騎士から驚かされましたが、恐怖のあまり叫んで、逆に騎士の方が私の叫び声にびっくりしていました」

—u/Nodramallama18

9. シンデレラ城内には事務所がある

AaronP/Bauer-Griffin / Getty Images

「シンデレラ城内には、小さな事務所がいくつかあります。カリフォルニアではシンデレラ城内に『ビビディ・バビディ・ブティック』というショップがありますが、私はその真上で働いていました」

—u/kaytbug86

10. ケロッグのマスコットの声優が、ホーンテッドマンションに登場している

Attractions 360° / Via youtube.com

「ホーンテッドマンションのアトラクション中に登場する、歌う5人組。左から2番目の人物は、ウォルト・ディズニーに見えますが、実は、有名食品メーカー『ケロッグ』のマスコットキャラクター『トニー・ザ・タイガー』の声優さんなんです」

John Lamparski / Getty Images

「彼は、ディズニーランドでも、いろんなキャラクターの声を担当しているのですよ」

—u/gidgetstitch

11. 不ぞろいなデザインのレンガ

Provost Park Pass / Via youtube.com

「ディズニーランド内のとある場所にある、給水機つきのレンガの壁。ここは、ディズニーランドの建設中に、レンガの壁のデザインを試行錯誤した場所なんです」

「見ての通り、左側は滑らかで規則的なレンガ、右側はガタガタの不均一なレンガになっています。ディズニーのデザイナーたちはこの壁を見て、どちらのデザインがいいか選びました」

「建設後もこの壁が残されたのは、壁を取り替えるお金がなかったからでしょうか？それとも、建設の努力に敬意を払ってわざと残したのでしょうか？」

—u/ScalierLemon2

12. ポップコーンは開園当初からの名物スナックではなかった

Pictorial Parade / Getty Images

「ポップコーンが販売されるようになる前は、ピーナッツをパーク内で売っていました。でも、殻のゴミが散らかり放題だったので、ポップコーンに変更したんです」

—u/EmoPlantLady

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：筒井華子