ハリポタ映画の良いところと「悪いところ」を全部ぶっちゃけます!

    もう一度全シリーズ見直す言い訳なんだもん。

    『ハリーポッターと賢者の石』の原作が出版されてから今年で23年、最初の映画が公開されてからは19年が経ちました。

    Bloomsbury, Warner Bros.

    どちらも私の中で特別な作品ですが、「原作より映画の方がいいじゃん」って思うときがありますし、その逆もあります。ではでは、映画の良し悪しを晒しますね!

    ※あくまで筆者の独断です!あなたがどう思うか、よかったらコメントで教えてくださいね。

    Warner Bros.

    1. 【良いとこ】「みぞの鏡」にハリーの両親だけが映るところ。

    Warner Bros.

    ハリーが「みぞの鏡」を覗くとき、本では親族の人たちも映りますが、映画では両親だけが映ります。

    伝統的な家族写真に剥ぎ落とすことで、ハリーは自分が経験できなかった生活を求めているのだ、と訴えかけることができるんじゃないのかな。

    2. 【ダメなとこ】「組み分け帽子」の歌をカットしちゃった。

    Warner Bros.

    「組み分け帽子」の歌は、各寮の概要を教えてくれるだけじゃなくて、後のシリーズではホグワーツで起こっていることを反映して曲が変わっていくからとても重要です。作品ごとに違うバージョンの曲を聴くのも楽しかったと思うな〜。

    3. 【良いとこ】賢者の石を手にいれるための魔法薬のテストをカットしたこと。

    Pottermore

    最後の魔法薬のテストを省略したのはいい判断だと思います。これをカットしたからハーマイオニーの魅力が半減しちゃった、という人もいるかもしれません。

    そうかもしれないけど、それでも全体のあらすじには必要じゃなかったと思うのです。だって、ハーマイオニーのめっちゃ勇敢な姿は、悪魔の罠のテストですでに見ているからね。

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    4. 【良いとこ】マクゴナガル先生が生徒に秘密の部屋について打ち明けるところ。

    Warner Bros.

    原作では、緊張している2年生に「秘密の部屋」について説明するのはゴーストと魔法史の教師であるビンズ先生でした。でもビンズ先生は映画には出てきません。そこでマクゴナガル先生が代わりにその役を務めます。

    マクゴナガル先生が「秘密の部屋」について淡々と説明するのと、実は部屋がまた開いたと分かる時の恐怖とのギャップがイイ。だって、マクゴナガル先生が間違えることはないからね!

    5. 【ダメなとこ】ジニーの扱いが薄い。

    Warner Bros.

    本に出て来るジニーは、例えばクィディッチのピッチで邪魔するヤツには片っ端から「コウモリ鼻くその呪い」をかけるくらいのすんごい悪い子。

    でも映画で表現されているジニーは、もっとずっと大人しめでなんだかちょっと退屈。ジニーらしさが出ていません。

    Warner Bros.

    まだまだ続くよ!

    6. 【良いとこ】「ダブル・トラブル」の曲と聖歌隊。

    Warner Bros.

    「ダブル・トラブル」の曲、最高! 

    シェークスピアの戯曲「マクベス」で使われる歌詞に曲をつけるなんて、めちゃくちゃ賢い演出ですよね。それに、マーリンの名の下に学校に連れてくるのが、なぜネコやフクロウじゃなくてカエルなのかの説明にもなっています。

    7. 【ダメなとこ】忍びの地図の作者について説明していないところ。

    Warner Bros.

    3作目「アズガバンの囚人」では美しい場面や楽しいシーンが加えられました。でもその一方で、ジェームズ、シリウス、リーマス、ピーターが、実は忍びの地図を作った4人組だというたった一言をカットしてしまったのです。

    そのため、3作目のめっちゃクールな筋書きが台無しに。ルーピン先生が「いたずら完了」というだけじゃダメなんです。あの4人組をもっと登場させたって、誰も文句は言わないよね?

    8. 【ダメなとこ】ハリーが3年生の時、クィディッチ杯のグリフィンドール優勝をカットしちゃったこと。

    Warner Bros.

    なんでクィディッチ杯でグリフィンドールが優勝するのを見せてくれないの?オリバー・ウッドをもっとちゃんと扱ってあげて!

    Warner Bros.

    わかってくれる?まだまだ続くよ!

    9. 【良いとこ】三大魔法学校対抗試合の各校入場シーン。

    Warner Bros.

    ダームストラング専門学校が到着した時の不思議な船と、ボーバトン魔法アカデミーの巨大な馬車が大好き! でも大広間への入場はもっと豪華で素敵。ダームストラング、まじかっこいい!

    10. 【ダメなとこ】炎のゴブレットがハリーの名前を吐き出した後、ダンブルドア先生がハリーに向かって怒鳴るところ。

    Warner Bros.

    原作ではダンブルドア先生がハリーに「ゴブレットの中に自分の名前を入れたのか」と静かに聞きます。静かにですよ! 

    映画のこのシーンのダンブルドア先生は、私たちが知っている先生とはまったく逆。そもそも、ハリーの名前が出てきたことでなぜハリーを責めるわけ? ハリーを追っている人物がいると恐れているのなら、なぜ部屋に入れちゃうの?

    意味わかんない。

    11. 【良いとこ】「炎のゴブレット」でのドラゴンの課題。

    Warner Bros.

    映画での三大魔法学校対抗試合の扱いは全体的にいい感じ。特に最初のドラゴンの課題。ほうきに乗って飛んでいる人がいたら、そりゃ後を追っちゃうよね〜。本当に見てて楽しい!

    Warner Bros.

    まだまだぶっちゃけるよ!

    12. 【ダメなとこ】ネビルの両親をカットしちゃったところ。

    Warner Bros.

    ハリーたち3人とジニーが、ウィーズリーおじさんのお見舞いに聖マンゴ病院へ行ったとき、4人はロックハート先生とネビルの両親にばったり出くわします。

    ここはネビルのバックグラウンドでとても重要な部分なので、映画の中でも描かれればよかったのになって思います。だってみんな、マシュー・ルイスをもっと見たかったはず。

    13. 【良いとこ】シリウスが間違えてハリーをジェームズと呼んでしまうところ。

    Warner Bros.

    原作ではシリウス・ブラックが死ぬ直前、ハリーに「いいぞ!」と声をかけるのですが、映画ではさらに一言加えられています。「いいぞ、ジェームズ!」ってね。

    シリウス・ブラックがハリーをハリーのお父さんと間違えてしまうことで、ハリーとシリウスの関係にいろんな深みが加わるし、泣けて来ちゃうの。

    14. 【良いとこ】ハリーが魔法省での戦いで取り憑かれちゃうところ。

    Warner Bros.

    魔法省でのヴォルデモートとダンブルドアの戦いは原作の通りに進みます。でもそれも、ヴォルデモートがハリーに取り憑くまで。

    原作では、ハリーが取り憑かれたとき「殺してほしい」と言います。そうすることでシリウス・ブラックと一緒にいられるし、ヴォルデモートを追い出せるから。

    映画のハリーは「愛」と「友情」というパワーを使って少し抵抗する姿が見られます。ちょっとした違いですが、生きるために戦うことでこのシーンがいいものになっています。

    Warner Bros.

    ふぅ。まだまだ言い足りない!

    15. 【良いとこ】杖が光るところ。

    Warner Bros.

    悲劇が起こったときにどれだけの人が魔法の杖を上げてくれるかが、今や人気を測る基準になりました。原作にはこれがなかったなんて、ほとんど忘れてた! 光で暗闇を消すって、素敵な追加ポイントだよね!

    16. 【ダメなとこ】隠れ穴を焼き落としちゃったところ。

    Warner Bros.

    隠れ穴を焼き落としちゃうのは、マジ意味わかんない。このシーンは全体的になんか夢みたいでとにかくひどい。

    あと隠れ穴が存在していたら、ロンがなぜハーマイオニーとハリーから離れていってしまうのかの説明になったと思うんだけど。原作でもそうだったしね。

    Warner Bros.

    不満なところも含めて好きだよ。

    17. 【良いとこ】ハーマイオニーが両親の記憶を消すところ。

    Warner Bros.

    両親が自分の後を追ったり心配したりしないよう、両親から自分の記憶を消すのって心が痛む。けど素敵。

    これって、ハーマイオニーの両親がマグル(普通にの人)という、原作では触れられていない状況を示していると思うな。

    18. 【ダメなとこ】ダドリーの心変わりをカットしちゃったところ。

    Warner Bros.

    ハリーの家族と言えば、ダドリーの心変わりが映画で見られないのはとっても残念(それが映画で見られそうだったのにカットされて未公開シーンになっちゃって、ほんっとに残念!!)。

    原作ではダドリーが、「粗大ゴミなんかじゃない」と言って、自分なりにハリーの味方をしています。ここにも、「人は外見だけでは分からない、そして人は変わり成長する能力があるんだ」、というJKローリングの主張が表れています。

    ダドリーの変化はとても素敵で、ハリーは成長期の子どもたちと一緒に家族揃って毎年ダドリーを訪ねるくらいになりました。いいね、ビッグD!

    19. 【良いとこ】ハリーとハーマイオニーのダンス。

    Warner Bros.

    このシーンめっちゃ素敵!ハリーとハーマイオニーが落ち込んでいるとき、ハリーがただ踊るためだけに曲をかけるんです。曲から演技に至るまでのすべてが完璧。へんに恋愛っぽくなってドラマチックな展開にならずに、2人の友情を見られるのってとても素敵です。

    20. 【ダメなとこ】ペティグリューが死ぬのをカットしちゃった。

    Warner Bros.

    原作では、ハリーがピーター・ペティグリューを救って貸しを作ります。

    ピーターが新しい銀の手(ピーターがヴォルデモートにどれだけ貢献したかを示すシンボル)を使ってハリーを殺そうとするんだけど、銀の手はピーターへ向かい、自分の手に絞め殺されちゃうんです。

    映画ではただ気絶するだけで、めっちゃ拍子抜け。

    Warner Bros.

    まだ言い足りない!

    21. 【良いとこ】ハリーが大広間でスネイプ先生と対峙するところ。

    Warner Bros.

    映画に加えられた最高にかっこいいシーンは、今や校長となったスネイプ先生に対してハリーが大広間で姿を見せるところ。「よくものうのうと校長の座に!」って、いいセリフ! 

    スネイプ先生がダンブルドア先生の右腕だったり、シリーズ全体を通じてハリーの支持者なんだけど、このシーンのおかげで辛いものになるよね。

    22. 【ダメなとこ】ホグワーツの戦い前、スリザリンの寮生をゴミのように扱うこと。

    Warner Bros.

    ハリポタの一番のポイントって、誰もが悪者ってわけじゃないって点だと思う。だからこそ、スリザリン生を全員まとめて投獄してしまったのがショックでした。

    23. 【ダメなとこ】ヴォルデモートとハリーの最後の戦い。

    Warner Bros.

    まず、チューしちゃうのってくらいに2人が大接近してから建物から落ちていくあの戦いについて言わせてもらうと……めっちゃヘン! 

    次に、原作の方でヴォルデモートは、自分の呪いが跳ね返ってきて死ぬという強烈な最期を遂げます。ヴォルデモートのセリフで「死よりも酷なことは何もない」というものがありました。ヴォルデモートが蒸発して何もなくなってしまうのって、ヴォルデモートが摩訶不思議な生き物なんかじゃなく、本当は普通の人なんだってことを無視してしまっている感じがします。

    言うまでもなく、ヴォルデモートが愛について何も理解していないとハリーが非難するシーンもありません。もっとシンプルな終わり方の方が良かったと思うなぁ。

    24. 【ダメなとこ】ニワトコの杖を折っちゃうところ。

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    本の中では、ハリーはニワトコの杖を使って自分の杖を直し、ダンブルドアの墓にニワトコの杖を戻します。

    映画ではハリーがポキっと真っ二つに折ってしまいます。最もパワフルな杖なのに、まるでお箸みたいに。

    え、まじ、どうしたの?ハリー・ジェームズ・ポッターくん、どうしちゃったの???ってなる。

    魔法からまだまだ覚めたくない人は、このビデオ見てね!

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    この記事は英語から翻訳・編集しました。
    翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan